MightyPrep reagent for DNA

広範囲の試料に使用できるDNA簡易抽出試薬
  • 試薬の添加、95℃10分の加熱だけでDNAを簡易抽出
  • 添加する試薬は1種類のみ、本試薬をそのまま使用
  • MightyAmp DNA Polymerase Ver.3やTks Gflex DNA Polymeraseと組み合わせることで、広範な試料からのPCRが可能
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
9182

TKR

タカラバイオ(株)
MightyPrep reagent for DNA
20 ml ¥20,000
説明書・データシート・ベクター情報
9182
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製品説明

MightyPrep reagent for DNAは、マウス尾などの動物組織や植物組織、血液、加工食品、土壌、菌体等から、簡便に高収量でPCRの鋳型DNAを調製するための試薬である。本試薬を試料に添加し、インキュベーションするだけの簡単な操作で、DNA抽出液を調製できる。得られた抽出液を直接クルードサンプル対応のPCR試薬、MightyAmp DNA Polymerase Ver.3(製品コード R076A/B)やTks Gflex DNA Polymerase(製品コード R060A/B)用の鋳型として使用することで非常に高い成功率でPCR増幅産物を得ることができる。また、各種微生物から効率よくDNAを抽出でき、Bacterial 16S rDNA PCR Kit Fast (800)(製品コード RR182A)やFungal rDNA (ITS1) PCR Kit Fast(製品コード RR183A)と組み合わせて迅速に増幅産物を得ることもできる。

【ご注意】
試料によっては夾雑物等の影響でPCR阻害を生じることがあります。その場合には試料の量を減らすか、DNA抽出液を希釈してPCRに使用してください。また、阻害物質抵抗性の高いPCR酵素であるMightyAmp DNA Polymerase Ver.3やTks Gflex DNA Polymeraseを用いることで、増幅成功率は大きく向上します。 それでもPCR阻害が生じる場合には、NucleoSpin Tissue(製品コード 740952.10/.50/.250)等を使用して、元の試料よりDNA精製を行うことをお勧めします。

原理 熱抽出
サンプル量
(MightyPrep reagent for DNA 100 μlあたり)
血液 2~20 μl、
マウス尾 1~2 mm、
植物 1~10 mm2
土壌 ~0.5 mg  など
適用可能な菌、酵母 グラム陰性菌
   Salmonella enterica var. Enteritidis
   Escherichia coli
グラム陽性菌
   Enterococcus faecalis
   Bacillus subtilis
   Staphylococcus aureus
酵母
   Candida boidinii
   Candida tropicalis
   Saccharomyces cerevisiae  など
抽出時間 ~15分

内容

MightyPrep reagent for DNA    10 ml×2本
注:タンパク質変性剤が含まれているので、皮膚や服などへの接触を避けてください。万が一、目や皮膚についた場合は、直ちに多量の水で洗い流し、医師の診断を受けて下さい。

保存

4℃
品質保持のため、遮光して保存してください。

本製品に必要な試薬

  • ヒートブロック(95℃設定で使用可能なもの)
  • 微量高速遠心機
  • ボルテックス
注意事項
  • 本ページの製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
  • タカラバイオの承認を得ずに製品の再販・譲渡、再販・譲渡のための改変、商用製品の製造に使用することは禁止されています。
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