4センチ四方の革新
ICELL8 cx Single-Cell System
ナノディスペンシングによるシングルセル自動調製システム
ICELL8 cx Single-Cell Systemでシングルセル解析が劇的に変化します。わずか4 cm×4 cmのICELL8 Chipに搭載された5,184個の各ウェルがナノサイズの反応チューブであり、マルチサンプル・ナノディスペンサー(MSND)によって精密な分注が行われます。専用のCellSelectソフトウェアが生きたシングルセルを含むウェルを自動選択するため、実験者間の偏りのない、シングルセルおよび生死判別が可能です。
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ICELL8 Chip
5,184個のナノウェルが搭載されたChip上に、数10ナノリットルの精密な分注(ナノディスペンシング)を行うことにより、ハイスループットかつ再現性の高い解析を可能にします。
細胞の分注はポアソン分布に従って行われ、1,200~1,500個程度のシングルセルを獲得することができます。また、最大8種類のサンプルを1枚のICELL8 Chip上に分注し一度に解析することが可能です。分注は15分程度で完了するため、細胞の生存率への影響を最小限に抑えることができます。
自動イメージング
微小ウェルへの細胞分注後、各ウェルのイメージは15分以内に自動で取得されます。
得られた画像データから、専用のソフトウェアによる各ウェル内の細胞数の検出、生死の判定が自動的に行われます。
選択したウェルのみに対してqPCR反応試薬を分注可能なため、NGS解析コストを削減することができます。
サイズの異なる細胞集団を同時に解析
ICELL8システムは細胞のサイズ制限を受けず、5~100 μmの細胞を均一に分注することが可能です。ICELL8システムを用いた混合細胞サンプルの遺伝子発現解析結果は、個々の細胞特有のプロファイルを示していました。
詳細は技術資料ご覧ください。