特長
- 安価で構築が容易なインターカレーター法用のプライマー設計・合成(Perfect Real Time サポートシステム)
- 特異性の高いプローブ検出系用のプライマー・プローブ設計・合成(TaKaRa qPCR Probe)
- タカラバイオ独自技術であるサイクリングプローブ検出系用のプライマー・プローブ設計・合成
- タカラバイオのリアルタイムPCR試薬との併用で反応条件の至適化が不要
概要
遺伝子発現定量PCR解析のためのリアルタイムPCR用プライマー・プローブ合成受託サービスです。目的に応じ、インターカレーター法、蛍光標識プローブ法(TaKaRa qPCR Probe、サイクリングプローブ)から選択できます。
インターカレーター法は、二本鎖DNAをすべて検出するため、ターゲット遺伝子ごとにプローブを用意する必要がなく、実験コストが安く反応系の構築も容易なのが長所です。一方、蛍光標識プローブを用いる方法は、検出特異性が高いというメリットがあり、相同性の高い配列同士を区別する場合やSNPsタイピングのようにマルチプレックス検出が必要な場合には、蛍光標識プローブがその威力を発揮します。蛍光検出方法は、実験用途に合わせて選択してください。高い特異性が求められる実験には蛍光標識プローブを、それ以外の場合には簡便なインターカレーター法を用いるのがお勧めです。
サービス内容
1.インターカレーター法(例:TB Green検出系)の設計・合成サービス
- リアルタイムPCR用プライマー合成(Perfect Real Timeサポートシステム)
米国NCBI公共データベースRefSeq (Reference Sequence) に登録されたヒト約35,000種類、マウス約27,000種類、ラット約16,000種類、ウシ約30,000種類、イヌ約20,000種類およびニワトリ約17,000種類
およびデータベースEnsembl Plantsに登録されたイネ約29,000種類、シロイヌナズナ約27,000種類の対象遺伝子に対して、精度の高い特異プライマーを設計しています。
遺伝子名などのキーワード、GenBank (RefSeq) Accession ID、LocusIDなどでオンライン上から検索後、簡単にご注文いただけます。
- リアルタイムPCR用プライマー合成(カスタム設計)
Perfect Real Time サポートシステムに対応していない遺伝子についても設計・合成を承ります。Accession IDに基づいて対象配列情報を取得し、弊社独自のアルゴリズムにより、リアルタイムPCR反応条件に適合したプライマー配列を選択します。
生物種間やスプライスバリアント間での特異性確認も可能です。
2. TaKaRa qPCR Probe設計・合成サービス
「Dual Labeled Probe」は2016年1月より「TaKaRa qPCR Probe」に移行しました。
詳細はこちらをご確認ください。
- リアルタイムPCR用プライマー・プローブ合成(TaKaRa qPCR Probe)
<TaKaRa qPCR Probeデザインセット>
遺伝子のAccession No.や配列情報、遺伝子名、生物種などの情報をご連絡いただき、 TaKaRa qPCR Probeとプライマーの設計・合成を承ります。事前に配列情報を確認いただいた上で、ご注文いただけます。
<TaKaRa qPCR Probe単品>
ご指定の配列情報・蛍光標識に従い、TaKaRa qPCR Probeを合成します。
3. サイクリングプローブ検出系の設計・合成サービス
ご注文方法
ご留意事項
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お客様よりご提供いただいたサンプル・情報および納品物の複製物は、別途期限を定めている場合を除き、業務終了後3ヵ月を経過すると順次廃棄いたします。ご了承ください。
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