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Miniprep Kit | Maxiprep Kit | 24 well plate | 96 well plate | Large Volume | |
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![]() Miniprep Column |
![]() Maxiprep Column |
![]() 24 Well Plate |
![]() 96 Well Plate |
![]() Large Volume Unit |
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サンプル容量 | ~800 μl | ~25 ml | ~4 ml | ~1,000 μl | 150~500 ml |
回 数 | 20回 | 6回 | 24 well | 96 well | 4回 |
所要時間 | 5分 | 15分 | 15分 | 15分 | 15~30分 |
最大収量* | 80 μg | 1.5 mg | 800 μg | 80 μg | 10~25 mg |
遠心条件 | 11,000×g 1分 | 2,000×g 3分 | 600×g 2分 | 2,000×g 3分 | × |
吸引濾過 | × | × | ○ | ○ | ○ |
Buffer添付 | あり | あり | なし | なし | なし |
※ サンプルのタイプ、種類、抗体アイソタイプによって異なります。
まず、xTractor Bufferをメンブレンの入ったカラムに添加し、カラムの平衡化を行う。そして、タグ融合タンパク質をスピンカラムのメンブレンに添加し、結合させる。続いて、洗浄バッファーを加えて洗浄した後、溶出バッファーで溶出すれば精製操作は完了する。
Miniprepと96 well plateは100 μlの溶出バッファーで、Maxiprep Kitでは500 μlの溶出バッファーで90%以上の溶出が可能である。
Buffer | 組成 |
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Lysis Buffer | xTractor Buffer(製品コード 635625)を推奨。他のスタンダートなlysis bufferも使用可能。 |
Wash Buffer | 150 mM NaCl, 20 mM Na3PO4, pH7.6 |
Elution Buffer | 500 mM NaCl, 20 mM Na3PO4, 500 mM imidazole, pH7.6 |
Membrane表細の独自ポリマー構造により、大きな膜表面積と高容量を実現している。そのため精製に長時間を要するレジンカラムに比べ、サンプル溶液が新テクノロジーの高容量膜細孔の中を迅速に通過し、短時間での精製が可能である。また低い圧力でサンプル溶液が通過するため、タンパク質の品質低下を招かない。またBed volumeが小さく、洗浄バッファーの残存がない高純度精製が可能である。
添加剤 | 濃度 |
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MOPS | 200 mM |
HEPES | 200 mM |
Tris | 200 mM |
EDTA | 10 mM |
β-mercaptoethanol | 30 mM |
DTT | 10 mM |
TCEP | 5 mM |
Guanidine-HCl | 6 M |
Urea | 8 M |
Nonionic detergent (Triton X-100) | 2% |
Nonionic detergent (Tween 20) | 2% |
Anionic detergent (SDS) | 1% |
Arginine | 500 mM |
Glycine | 100 mM |
Histidine | 20 mM |
Sodium chloride | 2 M |
Imidazole | 40 mM |
Glycerol | 10% |
Capturem His-Tagged Purification Miniprep Kitを用いて、各種添加剤存在下で6×Hisタグ融合GFPuvタンパク質を精製した。それぞれ、サンプル、平衡化バッファー、洗浄バッファー、溶出バッファーに添加剤を加えて精製し、300 μlの溶出バッファーで2回溶出した。
Capturem His-Tagged Purification Miniprep Kitを用いて、8 M尿素または6 Mグアニジン塩酸塩存在下でHisタグ融合GFPuvタンパク質を精製した。スピンカラムに800 μlの菌体ライセートを加え、非変性、または変性条件下で精製した。変性条件下では、サンプル、および各バッファーに8 M尿素、または6 Mグアニジン塩酸塩を添加した。
293T細胞に、6×Hisタグを付加したMAPK1、またはADRB2をコードするプラスミドをトラスフェクションし、Capturem His-Tagged Purification Miniprep Kitを用いて発現タンパク質を精製した。平衡化したカラムに細胞ライセートを通し、洗浄バッファー400 μlで洗浄後、溶出バッファー300 μlで溶出した。各フラクションを4~20%ポリアクリルアミドゲルで泳動後、ニトロセルロースメンブレンにブロッティングし、ポンソーS染色、およびウェスタンブロッティングを行った。ポンソー染色(左)では、MAPK1(上)、ADRB2(下)とも、各フラクションの全てのバンドが染色される。
ウェスタンブロッティング(右)には、MAPK1(上)、ADRB2(下)に特異的な抗体を用いた。
(左)Capturem His-Tagged Purification Large Volume Units
(右)Bottle Thread Adaptor
(A)33 mm径のボトルに設置したCapturem His-Tagged Purification Large Volume Unit
(B)6xHis-GFPuvタンパク質を含む細胞溶解液をユニットにアプライした。
(C、上)アプライ、洗浄後の膜表面。GFP由来の黄緑色をしている。
(C、下)溶出後の膜表面。元の膜色の白色である。
(D)50 mlチューブ中に溶出された6xHis-GFPuvタンパク質。
Capturem His-Tagged Purification Miniprep Column | 20本 |
xTractor Buffer | 15 ml×2 |
Wash Buffer | 10 ml |
Elution Buffer | 10 ml |
Capturem His-Tagged Purification Maxiprep Column | 6本 |
Capturem Maxiprep Filters | 6本 |
xTractor Buffer | 200 ml |
Wash Buffer | 40 ml |
Elution Buffer | 15 ml |