iDimerize™ Inducible Heterodimer System

ヘテロダイマー化を誘導
  • タンパク質ヘテロ二量体化により活性化される細胞内反応を低分子化合物によりコントロール
  • 目的タンパク質の局在性をコントロール
  • 転写因子の制御を誘導的に行う場合はiDimerize Inducible Gene Expression Systemを使用
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
635067

CLN

Clontech
iDimerize™ Inducible Heterodimer System
取寄 労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付 ライセンス
1 Set ¥264,000
説明書・データシート・ベクター情報
Z5067N
635057

CLN

Clontech
A/C Heterodimerizer
労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付 ライセンス
500 μl ¥87,000
説明書・データシート・ベクター情報
Z5057N
635056

CLN

Clontech
A/C Heterodimerizer
労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付 ライセンス
500 μl×5 ¥343,000
説明書・データシート・ベクター情報
Z5056N
635055

CLN

Clontech
A/C Heterodimerizer
ライセンス
5 mg ¥599,000
説明書・データシート・ベクター情報
Z5055N
635089

CLN

Clontech
DmrA Monoclonal Antibody
取寄
100 μg ¥88,000
説明書・データシート・ベクター情報
Z5089N
635091

CLN

Clontech
DmrC Polyclonal Antibody
取寄
100 μg ¥88,000
説明書・データシート・ベクター情報
Z5091N
カートにいれる

WEB会員ログインが必要です



製品説明

iDimerize Inducible Heterodimer Systemは2つの異なるタンパク質間の特異的な相互作用を制御するために用いられる、発現ベクターと低分子化合物よりなるシステムである。
目的タンパク質をDmrA、DmrC結合ドメインにそれぞれ融合・発現させ、A/C Heterodimerizer (AP21967リガンド)を培地へ添加、またはin vivoで投与することにより、ヘテロダイマー化を誘導できる。

このシステムは、以下に示すような生物学的プロセスに関わる相互作用の誘導に使用できる。
  • 細胞表面レセプターのヘテロダイマー化による活性化
  • 異なる2つのドメインのダイマー化による酵素の活性化
  • 別タンパク質との相互作用を介した目的タンパク質の別の細胞内部位への誘導
    例)ミリストイル化部位もしくは核移行シグナルをそれぞれ含むタンパク質との相互作用の誘導により、目的タンパク質の細胞膜や核への移行。
  • 転写の制御に応用可能-詳細はinducible gene expressionのページへ。
ヘテロニ量体化の誘導にiDimerize Inducible Homodimer Systemを使用することも可能であるが、ホモニ量体とヘテロニ量体が混合することになる。ヘテロニ量体化を特異的に誘導するためには、Dimerize Inducible Heterodimer Systemの使用を推奨する。

iDimerize論文紹介

A/C Heterodimerizer リガンド(AP21967)

A/C Heterodimerizerは細胞膜透過性低分子化合物であり、DmrAドメインもしくはDmrCドメインを含む2つの融合タンパク質のヘテロ二量体化を誘導する。A/C HeterodimerizerはARIAD Pharmaceuticals Inc.から提供されていたAP21967リガンドである。

Heterodimersによるダイマー化の誘導
DmrA(緑)とDmrC(赤)ドメインをそれぞれ含む融合タンパク質を作製する。2つの融合タンパク質は、A/C heterodimerizer (AP21967) の添加により初めて相互作用する。この膜透過性リガンドは融合タンパク質の相互作用を誘導し、シグナル伝達のような下流反応を活性化する。

A/C Heterodimerizerの化学構造式

内容

iDimerize Inducible Heterodimer System(製品コード 635067)
・pHet-1 Vector
・pHet-Mem1 Vector
・pHet-Nuc1 Vector
・Linear Hygromycin Marker(製品コード 631625)
・Linear Puromycin Marker(製品コード 631626)
・A/C Heterodimerizer(製品コード 635057)
注意事項
  • 本ページの製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
  • タカラバイオの承認を得ずに製品の再販・譲渡、再販・譲渡のための改変、商用製品の製造に使用することは禁止されています。
  • タカラバイオ製品に関連するライセンス・パテントについては、ライセンスマークをクリックして内容をご確認ください。
    また、他メーカーの製品に関するライセンス・パテントについては、各メーカーのウェブサイトまたはメーカー発行のカタログ等でご確認ください。
  • ウェブサイトに掲載している会社名および商品名などは、各社の商号、または登録済みもしくは未登録の商標であり、これらは各所有者に帰属します。