TaKaRa qPCR Norovirus (GI/GII) Typing Kit Ver.2

ノロウイルス検査キット Ver.2(食品環境検査)
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
RR265A

TKR

タカラバイオ(株)
TaKaRa qPCR Norovirus (GI/GII) Typing Kit Ver.2
50回 ¥101,000
説明書・データシート・ベクター情報
RR265A
RR265B(A×5)

TKR

タカラバイオ(株)
TaKaRa qPCR Norovirus (GI/GII) Typing Kit Ver.2
50回×5 ¥404,000
説明書・データシート・ベクター情報
RR265B(A×5)
RR251A

TKR

タカラバイオ(株)
Norovirus (GI/GII) Positive Control DNA
各50 μl ¥35,000
説明書・データシート・ベクター情報
RR251A
TaKaRa qPCR Norovirus (GI/GII) Typing Kit(製品コード RR250A/B)をリニューアルし、Positive Control DNAが別売りになりました。
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【重要なお知らせ】
弊社リアルタイムPCR装置「Thermal Cycler Dice Real Time Systemシリーズ」において弊社遺伝子検査キットを使用する場合の解析条件を変更いたしました。
変更の詳細はこちら
取扱説明書およびその他製品に付随する文書は、順次更新予定です。

製品説明

ノロウイルス(NoV)は、急性胃腸炎の主要な原因ウイルスである。感染源は、感染者の排泄物(便あるいは吐物)やNoVを保有する二枚貝(カキなど)と推定されている。感染すると数日の潜伏期間後に、主に嘔吐、下痢、腹痛、発熱(37~38℃)などの症状が現れる。NoVは、構造的に表面をカップ状の窪みをもつタンパク質で覆われ、内部にプラス一本鎖RNAの遺伝子を有している。今のところ、組織培養法などを用いて、NoVの分離・検出が困難なため、逆転写PCR法やリアルタイムPCR法などによって、ウイルスの検査診断が行われている。Genogroup I~Vの5つの遺伝子群に分類され、ヒトはGenogroup I (GI)とII (GII)に感染することが示唆されている。
本製品は、厚生労働省 医薬食品局 食品安全部 監視安全課より通知された「ノロウイルスの検出法について」(平成15年11月5日付け食安監発第1105001号別添)(最終改正:平成25年10月22日付け食安監発1022第1号)(以下「通知法」と記載する)と同じ塩基配列のGI検出用およびGII検出用プライマーならびにプローブを使用したリアルタイムPCR法によるNoV検出キットである。蛍光物質を使用してPCR増幅産物をリアルタイムで解析するリアルタイムPCR法は、簡便性、迅速性、反応特異性の高さから、近年、食品などのNoVの検出を含め、種々の病原体の検査診断法に用いられている。

※ 本製品の製品化にあたっては、群馬パース大学大学院 木村博一教授に監修いただきました。

内容

RR265A(RT 50回分、GI 反応50回分*1、GII 反応50回分*1横にスクロールできます
1.5 × PrimeScript Buffer (NV)*2、3200 μl
2. PrimeScript RT Enzyme Mix (NV)*2、450 μl
3. Random 6 mers(100 μM)*250 μl
4. Premix Ex Taq (NV)(2× conc.)*5625 μl×2
5. GI Primer Mix*650 μl
6. GII Primer Mix*650 μl
7. GI Probe Mix*6、750 μl
8. GII Probe Mix*6、750 μl
9. ROX Reference Dye(50 × conc.)*850 μl
10. ROX Reference Dye II(50 × conc.)*850 μl
11. RNase Free H2O1 ml

*1 8段階濃度、n=3で検量線の作成を行い、検体サンプル、陰性コントロールについてn=2で検出を行う場合、本キットでは12検体の測定が可能です。
*2 逆転写反応用試薬です。
*3 dNTP MixtureおよびMg2+ を含みます。
*4 RNase Inhibitorを含みます。
*5 TaKaRa Ex Taq HS、dNTP Mixture、Mg2+ を含みます。
*6 通知法と同じ塩基配列を採用しています。
*7 蛍光標識プローブを含んでいるため、遮光に留意してください。
*8 Thermo Fisher Scientific社のリアルタイムPCR装置など、ウェル間の蛍光シグナルの補正を行う装置で解析する場合に使用してください。
 ◆ ROX Reference Dyeを添加する機種
  ・ Applied Biosystems StepOnePlus Real-Time PCR System(Thermo Fisher Scientific社)
 ◆ ROX Reference Dye IIを添加する機種
  ・ Applied Biosystems 7500 Fast Real-Time PCR System(Thermo Fisher Scientific社)
 ◆ 添加の必要がない機種
  ・ Thermal Cycler Dice Real Time System III with PC(製品コード TP970)
  ・ Thermal Cycler Dice Real Time System II(製品コード TP900/TP960:終売)
  ・ Thermal Cycler Dice Real Time System Lite(製品コード TP700/TP760:終売)

保存

-20℃
Premix Ex Taq (NV)(2×conc.)は、いったん融解したものは4℃保存し、6ヵ月を目途にご使用ください。長期保存の場合、−20℃で凍結保存することが可能です。

キット以外に必要な機器、試薬(主なもの)

【試薬】
RNA抽出試薬
Norovirus (GI/GII) Positive Control DNA(製品コード RR251A)

【器具】
  • 200 μl, 20 μl, 10 μl 各マイクロピペット
  • マイクロピペット用チップ(疎水性フィルター付)

【機器】
リアルタイムPCR装置
  • Thermal Cycler Dice Real Time System III with PC(製品コード TP970)
  • Thermal Cycler Dice Real Time System II(製品コード TP900/TP960:終売)
  • Thermal Cycler Dice Real Time System Lite(製品コード TP700/TP760:終売)
  • Applied Biosystems StepOnePlus Real-Time PCR System
    Applied Biosystems 7500 Fast Real-Time PCR System(Thermo Fisher Scientific社)など

遺伝子検出・検査 関連試薬の選択フローをご利用ください

分野別の試薬選択フロー
手法別の試薬選択フロー

「遺伝子検査(食品・水質・家畜他)」関連のお役立ち情報専用ページもご参照ください。
注意事項
  • 本製品は食品分析および環境分析用試薬です。ヒト、動物への医療、臨床診断には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。検査結果判定により発生する問題に関してタカラバイオ株式会社は一切の責任を負いません。
  • タカラバイオの承認を得ずに製品の再販・譲渡、再販・譲渡のための改変、商用製品の製造に使用することは禁止されています。
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