ノロウイルス検出キットの使い分けについて

タカラバイオでは4タイプのノロウイルス検出キットをご用意しております。用途に応じてお選びください。

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検体検便検体拭き取り検体食品・環境サンプル
製品名(製品コード)
TaKaRaノロウイルス拭き取り検査用キット
(製品コード RR242A)
TaKaRa qPCR Norovirus
(GI/GII) Typing Kit (1 Step) Ver.2
(製品コード RR266A)
TaKaRa qPCR Norovirus
(GI/GII) Typing Kit Ver.2
(製品コード RR265A/B)
判定方法定性定性定量
前処理不要専用濃縮液による遠心濃縮カラムによるRNA精製
検出原理1ステップリアルタイムRT-PCR1ステップリアルタイムRT-PCR1ステップリアルタイムRT-PCR2ステップリアルタイムRT-PCR
通知収載
プライマー・プローブ
配列
一部のプライマーを増幅領域の内側にずらしたものを採用一部のプライマーを増幅領域の内側にずらしたものを採用
UNG使用
(偽陽性防止)
検出できる遺伝子/検出フィルターGI遺伝子/ROX
GII遺伝子/Cy5
(マルチプレックス検出系)
GI遺伝子/Cy5
GII遺伝子/ROX
(マルチプレックス検出系)
GI遺伝子/Cy5
GII遺伝子/ROX
(マルチプレックス検出系)
GI遺伝子/FAM
GII遺伝子/FAM
(シングル検出系)
インターナルコントロールの有無/検出フィルター(偽陰性防止)○/FAM○/FAM○/FAM
特長
  • 専用のSuspension Buffer(黄色)で検便検体を懸濁することで、反応液への鋳型添加作業を色の有無で確認可能
  • 前処理操作不要。検便上清を反応液に添加するだけ
  • 「大量調理施設衛生管理マニュアル」*2に則ったリアルタイムPCR検査が可能
  • 1液タイプは、マスターミックス調製の手間が不要で、より安定した検査が可能
  • 専用濃縮液による遠心濃縮で迅速、簡便にノロウイルスを濃縮
  • 各種市販スワブに対応、高いPCR阻害物質耐性
  • 厚生労働省通知*1に収載されたプライマー・プローブ配列を採用
  • 迅速簡便な1ステップリアルタイムRT-PCR
  • 厚生労働省通知*1に収載されたプライマー・プローブ配列を採用。通知と同じ2ステップリアルタイムRT-PCRでの検査を行いたい方に
*1:「ノロウイルスの検出法について」 厚生労働省医薬食品局食品安全部監視安全課
(平成15年11月5日付け食安監発第1105001号別添 最終改正:平成25年10月22日付け食安監発1022第1号)
*2:「大量調理施設衛生管理マニュアル」(平成9年3月24日付け衛食第85号別添 最終改正:平成29年6月16日付け生食発0616第1号)

遺伝子型の判別については、ノロウイルス遺伝子型判別用PCRキットVer.2(製品コード RC122A/RC123A)の製品情報をご覧ください
注意事項
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