NucleoBond® Xtra Midi/Maxi EF

陰イオン交換カラムで高速、高収量プラスミド精製(エンドトキシンフリー)
  • 陰イオン交換カラムにより迅速かつ高収量にエンドトキシンフリーのプラスミドDNAを精製
  • プラスミド調製時間を大幅に短縮
  • NucleoBond Xtra Columnの清澄化フィルターにより、遠心によるデブリス除去工程は不要
  • シリカ樹脂担体の改良とカラム径を大きくすることで、サンプルの通過速度が飛躍的に向上
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
740420.10

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoBond® Xtra Midi EF
労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
10回 ¥28,000
容量は、高コピープラスミドを精製する場合の回数 説明書・データシート・ベクター情報
U0420A
740420.50

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoBond® Xtra Midi EF
労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
50回 ¥132,000
容量は、高コピープラスミドを精製する場合の回数 説明書・データシート・ベクター情報
U0420B
740422.10

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoBond® Xtra Midi Plus EF
労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
10回 ¥35,000
容量は、高コピープラスミドを精製する場合の回数 説明書・データシート・ベクター情報
U0422A
740422.50

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoBond® Xtra Midi Plus EF
労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
50回 ¥156,000
容量は、高コピープラスミドを精製する場合の回数 説明書・データシート・ベクター情報
U0422B
740424.10

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoBond® Xtra Maxi EF
労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
10回 ¥65,000
容量は、高コピープラスミドを精製する場合の回数 説明書・データシート・ベクター情報
U0424A
740424.50

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoBond® Xtra Maxi EF
労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
50回 ¥316,000
容量は、高コピープラスミドを精製する場合の回数 説明書・データシート・ベクター情報
U0424B
740426.10

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoBond® Xtra Maxi Plus EF
労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
10回 ¥74,000
容量は、高コピープラスミドを精製する場合の回数 説明書・データシート・ベクター情報
U0426A
740426.50

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoBond® Xtra Maxi Plus EF
労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
50回 ¥345,000
容量は、高コピープラスミドを精製する場合の回数 説明書・データシート・ベクター情報
U0426B
740415

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoBond® Xtra Combi Rack
1個 ¥22,000
U0415A
740427

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoBond® Xtra EF Buffer Set I
1セット ¥13,000
U0427A
740392.1000

MNA

マッハライ・ナーゲル社
Buffer WASH-EF
取寄 労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
1,000 ml ¥24,000
U0392A

製品説明

NucleoBond Xtra EFシリーズは、エンドトキシンフリーのプラスミドDNAを精製するための高速オープンカラムである。高純度プラスミドDNAを高収量(Midi:~500 μg、Maxi:~1000 μg)、短時間で精製できる。精製DNAのエンドトキシン濃度は0.05 EU/μg DNA以下にまで低減されるため、高純度DNAが要求される細胞へのトランスフェクション実験にも使用できる。


NucleoBond Xtra Midi EFNucleoBond Xtra Maxi EF
原理陰イオン交換クロマトグラフィー法
形状自然落下型カラム
推奨する
大腸菌培養液量
<200 ml(高コピー)
<400 ml(低コピー)
<600 ml(高コピー)
<1,200 ml(低コピー)
プラスミドDNAサイズ<300 kb
回収量~500 μg~1,000 μg
A260/2801.80~1.95
エンドトキシンレベル<0.05 EU/μg DNA
イソプロパノール沈殿時の回収方法Xtra Midi EFXtra Midi Plus EFXtra Maxi EFXtra Maxi Plus EF
遠心分離NucleoBond Finalizer遠心分離NucleoBond Finalizer
精製時間85分45分90分50分

【注】低コピープラスミドの精製には使用するバッファー量を増やす必要があるため、追加バッファー[NucleoBond Xtra EF Buffer Set I(製品コード 740427)]が必要である。低コピープラスミドの精製のみに本製品を使用する場合に必要なNucleoBond Xtra EF Buffer Set Iの数を以下に示す。
製品名製品コード容量NucleoBond Xtra EF Buffer Set I
追加セット数
NucleoBond Xtra Midi EF740420.1010回1セット
NucleoBond Xtra Midi EF740420.5050回2セット
NucleoBond Xtra Midi plus EF740422.1010回1セット
NucleoBond Xtra Midi plus EF740422.5050回2セット
NucleoBond Xtra Maxi EF740424.1010回1セット
NucleoBond Xtra Maxi EF740424.5050回3セット
NucleoBond Xtra Maxi plus EF740426.1010回1セット
NucleoBond Xtra Maxi plus EF740426.5050回3セット

LyseControlによるアルカリ溶解・中和の可視化

LyseControlは青い色素を含んだpH indicator試薬であり、Buffer LYS-EFにあらかじめ含まれている。懸濁大腸菌液(A)にBuffer LYS-EFを添加すると同時に、菌懸濁液は青く変化する(B)。懸濁液を中和するBuffer NEU-EFの添加と同時に、LyseControlは無色に変化する(C)。ここで中和が不充分な場合、青色が残った状態になる(D)。中和反応が十分な場合、完全に無色になる(E)。LyseControlにより、完全なアルカリ溶解・中和を確認することができ、最適な結果を得ることができる。(Buffer LYS-EFへのLyseControlの添加は、Lot.1403/***以降です。)
A懸濁大腸菌液大腸菌ペレットをBuffer RES-EFにより懸濁
B菌懸濁液Buffer LYS-EF(LyseControlを含む)を添加。
菌懸濁液が青く変色。
C中和反応Buffer NEU-EFを添加して、混合開始。
中和反応によりLyseControlの青色が変化し始める。
DLyseControlLyseControlの青色が若干残っている状態。
-混合が不十分
ELyseControlの混合後LyseControlが無色の状態
-混合が十分に行われている。

内容

NucleoBond Xtra Midi EF、NucleoBond Xtra Maxi EF
・Buffer RES-EF
・Buffer LYS-EF
・Buffer NEU-EF
・Buffer EQU-EF
・Buffer FIL-EF
・Buffer ENDO-EF
・Buffer WASH-EF
・Buffer ELU-EF
・Buffer TE-EF
・H2O-EF(再溶解用)
・H2O-EF(70%エタノール用)
・RNase A(凍結乾燥品)
・NucleoBond Xtra Midi ColumnsまたはNucleoBond Xtra Maxi Columns
・Plastic Washers

NucleoBond Xtra Midi plus EF、NucleoBond Xtra Maxi plus EFには上記に加えて下記の物が付属する。
・NucleoBond Finalizers
・30 ml Syringes
・1 ml Syringes

NucleoBond Xtra EF Buffer Set I
・Buffer RES-EF150 ml
・Buffer LYS-EF150 ml
・Buffer NEU-EF150 ml
・RNase A(凍結乾燥品)10 mg

キットに必要な試薬

・イソプロパノール
・70%エタノール

保存

室温
(RNase Aを添加したBuffer RES-EFは4℃で保存する。6ヵ月間安定)
※Buffer LYS-EFにはSDSが含まれているため、20℃以下で保存すると、沈殿が生じることがある。
沈殿が生じた場合は、30~40℃で数分間、ボトルを保温し、混合して溶解した後に使用する。

操作手順

用途

  • 大腸菌から高コピー/低コピープラスミドDNAをエンドトキシンフリーグレードで精製
  • 高純度トランスフェクション用プラスミドDNAの精製
NucleoBondはマッハライ・ナーゲル社の登録商標です。
注意事項
  • 本ページの製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
  • タカラバイオの承認を得ずに製品の再販・譲渡、再販・譲渡のための改変、商用製品の製造に使用することは禁止されています。
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