製品説明
ヒト精製alpha Fetoproteinを抗原としたマウスモノクローナル抗体
クローン番号 | 特異性 | サブクラス |
AFP16 | ・ヒトalpha Fetoprotein に特異的に反応する。
・抗原を加熱処理しても反応するが、還元処理すると反応が減弱する。
| マウスIgG1 |
内容
モノクローナル抗体(凍結乾燥品)0.1 mg
保存
4℃
復元後(2.0 mg/ml)は必要に応じて分注し-20℃保存で1年、もしくは防腐剤を加えて4℃で6ヵ月をめどに使用する。
由来
ヒト精製alpha Fetoproteinを感作したBALB/cマウス脾臓細胞とマウス骨髄腫細胞P3U1を融合して得たハイブリドーマを、SCIDマウスの腹腔内で増殖させて得られた腹水
製法
カラムクロマトグラフィーによりイムノグロブリン(IgG)として精製後、1% ウシ血清アルブミンを含む10 mM PBS(pH7.4)に溶解して凍結乾燥
抗体の復元
純水50 μlに溶解する(2.0 mg/ml、防腐剤を含まない)。
希釈液
10 mM PBS(pH7.4)
1.0% ウシ血清アルブミン
0.1% アジ化ナトリウム
交差反応
・ ブタ抗原と交差反応する。
・ マウス抗原と弱く交差反応する。
・ ウシ、ラット抗原とは交差反応しない。
用途
肝細胞分化のモニタリング、Albuminとの相互作用の研究
・ 細胞染色(4%パラホルムアルデヒド固定)
・ ホルマリン固定パラフィン包埋切片の免疫組織染色
*賦活化条件:マイクロウェーブ処理または無処理でも可能
・ 新鮮凍結切片の免疫組織染色(4%パラホルムアルデヒド固定、0.1% Triton-X100浸透化処理)
・ 非還元条件でのウェスタンブロッティング(加熱抗原は使用可能)
関連資料