CELLOTION™

細胞洗浄・回収液
  • ケミカリーディファインドな細胞洗浄・回収液
  • 遠心・洗浄時の細胞の損失を防止
  • 糖類、タンパク質および血清成分不含
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
11918

ZNQ

日本全薬工業株式会社
CELLOTION™
100 ml ¥7,000
CB051

製品説明

本製品はケミカリーディファインドな細胞の洗浄・保存液である。遠心・洗浄による細胞の損失を抑え、回収率を改善させることができる。 PBSやRPMIなどの細胞洗浄液の代用として使用することができる。

CELLORTION

製品に関する詳細情報はゼノジェンファーマ株式会社のホームページをご確認下さい。

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2~8℃

実験プロトコール

CELLOTIONによる単核球の分離
  1. CELLOTIONで末梢血(PB)または臍帯血(UCB)を1:1の割合で希釈する。
  2. 希釈血液2に対して、1の割合のフィコール液に注意深く重層する(混和しないで下さい。血液は上部に残ります)。
  3. 室温で1,800 rpm、30分間違心分離する。
  4. 形成された単核球のバンド(バッフィーコート)を、フィコール液に触れないようにピペットで注意深く採取する。
  5. 採取した単核球をCELLOTIONに浮遊し、2〜3回遠心洗浄する。
  6. セルカウントを行う。

CELLOTIONによる単核球の分離

実施例

全血からの末梢血単核球分離

血液からリンパ球や単球を分離採取する試薬とCELLOTIONを併用して、血液からの末梢血単核球分離操作を行った結果、PBS使用時の1.3倍の細胞が回収でき(パネルA)、CD3、CD4、CD8、CD14、CD15、CD19抗原陽性細胞の回収率も増加した(パネルB)。特にCD14陽性細胞(単球)で高い回収率の向上(★)が認められたが、単球は白血球の中でも接着性の高い細胞であることから、通常の回収方法では回収ロスが多く、CELLOTIONを使用することで顕著に回収率が向上したと考えられる。
全血からの末梢血単核球分離

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