RNAiso Plus

組織・培養細胞からのRNA抽出試薬(AGPC法)
  • 培養細胞、動植物組織から効率よくtotal RNAを抽出
  • 実績あるAGPC法による抽出試薬
  • サンプル量が多い場合やtotal RNAを大量に回収したい場合に特にお勧め!
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別)
キャンペーン価格
特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
9108

TKR

タカラバイオ(株)
RNAiso Plus
RNA調製 劇物 労働安全衛生法 化学物質排出把握管理促進法(PRTR法) 安全データシート(SDS)添付
100 ml ¥29,000
¥23,200
2024/11/25~
2025/03/31

説明書・データシート・ベクター情報
9108
9109

TKR

タカラバイオ(株)
RNAiso Plus
RNA調製 劇物 労働安全衛生法 化学物質排出把握管理促進法(PRTR法) 安全データシート(SDS)添付
200 ml ¥46,000
¥36,800
2024/11/25~
2025/03/31

説明書・データシート・ベクター情報
9109
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製品説明

本製品は、動植物の組織や培養細胞から簡便かつ迅速にRNAを分離することができるtotal RNA抽出試薬である。RNAiso Plus溶液中で組織や細胞を破砕(ホモジナイズ)した後、破砕液(ホモジネート)にクロロホルムを添加してよく混和し、遠心により3層に分離する。
上部の透明な水層にはRNAが、半固体の中間層にはDNAが、また、赤色を呈した下層の有機溶剤層にはタンパク質、多糖、脂肪酸、細胞残滓と少量のDNAが含まれている。
上部の水層を採取し、イソプロパノール沈殿によりtotal RNAを回収する。
本製品を用いることで、約1時間でtotal RNA抽出の全工程が完了する。分離されたtotal RNAはインタクトな状態であり、DNAやタンパク質をほとんど含んでいないため、RT-PCR*、ノーザンブロット分析、mRNAの単離、およびin vitro翻訳反応などに用いることができる。
* RT-PCRに用いる場合には、微量なゲノムDNAの持ち込みでも結果に影響するため、 使用前にRecombinant DNase I(RNase-free)(製品コード 2270A/B)処理を行ってください。

(注)本製品では、有機溶剤層が赤色を呈します。従来品のRNAiso(製品コード 9105/9107)に比べ、境界面が見やすくなり、より使いやすくなりました。

内容

RNAiso Plus(製品コード9108)* 100 ml
RNAiso Plus(製品コード9109)* 200 ml
* タンパク質変性剤が含まれているので、皮膚や服などへの接触を避けてください。万が一、目や皮膚についた場合は、直ちに多量の水で洗い流し、医師の診断を受けて下さい。

保存

4℃
遮光して保存してください。

本製品以外に必要な試薬

  • クロロホルム
  • イソプロパノール
  • 75%エタノール [DEPC水を用いて調製]
  • RNase-free water

RNAiso Plus使用量の目安

サンプルの種類と量 RNAiso Plus使用量(ml)
10 cm2の接着細胞
5×106~1×107個の浮遊細胞
100 μlの白血球細胞
1~2
1
2
50~100 mgの組織サンプル
 ・比較的RNA抽出が容易な組織
 ・高純度のRNA抽出が難しい組織
  (肝臓、脾臓、骨および軟骨*1など)

1
2
15~30 mgの植物材料*2
(少量の多糖類とフェノールを含む)
1
2~5×107個の酵母菌体*3 1
*1 骨および軟骨組織からのRNAの抽出にはRNAiso PlusとHigh-Salt Solution for Precipitation (Plant)を組み合わせた抽出方法をお勧めします。
*2 多糖類を多く含む植物サンプルの前処理にFruit-mate for RNA Purificationをお勧めします。
*3 酵母からのRNA抽出には前処理試薬としてYeast Processing Reagent (for total RNA preparation) をご使用ください。

RNAiso Plusによる標準的なtotal RNA抽出量

組織材料サンプル量Total RNA抽出量
マウス肝臓
マウス腎臓
マウス骨格筋
マウス脳
HL60培養細胞
タバコ葉
白血球細胞
(全血*
コイ骨格筋
1 g
1 g
1 g
1 g
1×107
1 g
1×107
 1 ml
1 g
約4,000~5,000 μg
約3,000 μg
約1,500 μg
約1,500 μg
約100 μg
約1,000 μg
約20~40 μg
15~20 μg)
約50 μg
*全血100 μl に対し、1 mlのRNAiso Plusを使用した。
注意事項
  • 本ページの製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
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