HRV 3C Protease

4℃で活性をもつHNタグ付きプロテアーゼ
  • pCold TFpCold ProS2pCold GSTで発現させたタグ融合タンパク質からの、タグ配列の切断除去に最適
  • 4℃で十分なプロテアーゼ活性を示し、目的タンパク質を低温に保ちながらタグ配列を切断可能
  • プロテアーゼ自体が6×HNタグを持つため、切断反応後TALON樹脂などにより吸着除去可能
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
7360

TKR

タカラバイオ(株)
HRV 3C Protease
500 U ¥33,000
説明書・データシート・ベクター情報
7360
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製品説明

HRV 3C Proteaseは、ヒトライノウイルス14型由来の3C Proteaseを大腸菌で発現させた組換えタンパク質であり、高純度に精製された6×HNタグとの融合タンパク質である。
本酵素は、Native体と同等の活性をもっており、特定のアミノ酸配列:LeuGluValLeuPheGln ↓ GlyProを認識・切断するため、HRV 3C Protease認識配列を持つタグ融合タンパク質のタグ配列の切断に用いることができる。本酵素は、6×HNタグ融合タンパク質であるため、反応後、TALON Metal Affinity ResinやHis60 Ni Superflow ResinなどのIMAC(immobilized metal affinity chromatography)に吸着することによって反応液から容易に除去することができる。また、本酵素は4℃で十分な活性を示すので、目的タンパク質の活性を損なうことなく、安定な状態で切断が行える。
本製品には、反応のコントロールとしてCleavage Control Fusion Proteinが含まれている。Control ProteinはN末端に6×HNタグを持ち、HRV 3C Proteaseによって52 kDaのTrigger Factorおよび24 kDaのGSTに切断されるため、切断後、SDS-PAGEで容易に切断を確認することができる。

内容

HRV 3C Protease(1 U/μl)500 U
Cleavage Control Fusion Protein(1 μg/μl)10 μg
10×HRV 3C Cleavage Buffer10 ml

保存

-20℃

形状・組成

HRV 3C Protease Storage Buffer
50 mM Tris-HCl(pH8.0 at 25℃)
150 mM NaCl
1 mM EDTA
0.5 mM Tris(3-hydroxypropyl)phosphine(THP)
50% Glycerol

Cleavage Control Fusion Protein Storage Buffer
50 mM Tris-HCl(pH7.5 at 25℃)
100 mM NaCl
10 mM EDTA

10×HRV 3C Cleavage Buffer
500 mM Tris-HCl(pH7.5 at 25℃)
1.5 M NaCl

活性の定義

Cleavage Control Fusion Proteinを基質として、HRV 3C Cleavage Buffer(50 mM Tris-HCl,150 mM NaCl, pH7.5)中において、100 μgの基質を4℃、16時間で95%以上切断する活性を1 Uとする。
注意事項
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