Sample Protector for RNA/DNA

核酸調製用の試料を室温保存
  • 組織、細胞中の核酸を安定に保存
  • 核酸の品質を保持して、室温または4℃で試料を長期間保存
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
9750

TKR

タカラバイオ(株)
Sample Protector for RNA/DNA
100 ml ¥21,000
説明書・データシート・ベクター情報
9750
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製品説明

本製品は、動植物組織、培養細胞、酵母、バクテリアなどの試料を核酸抽出用に保存しておくための毒性のない溶液状の保存用試薬である。動植物の組織および細胞などを採取してすぐにSample Protector for RNA/DNA中に浸漬することにより、核酸の質と量を損なうことなく保存することができる。Sample Protector for RNA/DNAを使用することにより、組織サンプルをただちに核酸抽出したり、液体窒素で凍結させた後に-80℃で保存する必要がなくなる。

保存

4℃

使用方法

  1. Sample Protector for RNA/DNAへの浸漬
    組織試料を厚さが5 mm以下となるように切り、新鮮な状態で0.5~1 mlのSample Protector for RNA/DNAを加えて浸漬する。
    培養細胞、酵母、バクテリアの場合には、遠心操作などにより細胞を回収し、PBSなどで洗浄後、Sample Protector for RNA/DNAを加えて浸漬する。
    Sample Protector for RNA/DNAは、新鮮な試料に用いる場合のみ有効である。 Sample Protector for RNA/DNAに浸漬する前には、決して組織を凍結させない。
  2. 試料の保存
    37℃で1日、25℃で1週間、4℃で1ヵ月間保存できる。さらに長期間の保存の場合には、Sample Protector for RNA/DNAを加えて室温で1時間放置後、-20℃で保存する。
  3. 核酸抽出
    Sample Protector for RNA/DNAに保存していた組織を滅菌済みピンセットなどで溶液から取り出し、PBSなどで1~2回洗浄する。その後は適当な精製キットなどを使用して核酸を精製できる。
    細胞などの場合は、5,000×g以上で5分間(または12,000×gで1分間)遠心して、細胞を沈殿させて、上清を取り除き、PBSなどで1~2回洗浄する。その後は精製キットなどを使用して核酸を精製できる。
注意事項
  • 本ページの製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
  • タカラバイオの承認を得ずに製品の再販・譲渡、再販・譲渡のための改変、商用製品の製造に使用することは禁止されています。
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