製品説明
内容
(200反応分)
Premix Ex Taq (Probe qPCR) (2×conc.)*1 | 1 ml×5 |
ROX Reference Dye (50×conc.)*2 | 200 μl |
ROX Reference Dye II (50×conc.)*2 | 200 μl |
*1 TaKaRa Ex Taq HS, dNTP Mixture, Mg
2+, Tli RNaseHを含む。
*2 Applied BiosystemsのリアルタイムPCR装置など、ウェル間の蛍光シグナルの補正を行う装置で解析する場合に
使用する。7300 Real-Time PCR System, StepOnePlus Real-Time PCR SystemにはROX Reference Dyeを、
7500 Real-Time PCR Systemおよび7500 Fast Real-Time PCR SystemにはROX Reference Dye IIを用いる。
なお、ROX Reference Dyeは最終濃度1×で、ROX Reference Dye IIは最終濃度0.5×で使用する。
Thermal Cycler Dice Real Time SystemやSmart Cycler System、LightCycler、CFX96リアルタイムPCR解析システムでは必要ない。
本製品以外に必要な試薬、機器(主なもの)
- リアルタイムPCR装置(authorized instruments)
- 専用反応チューブあるいはプレート
- PCR用プライマー
- 検出用プローブ:TaKaRa qPCR Probeなど
- 滅菌精製水
- マイクロピペットおよびチップ(オートクレーブ処理したもの)
輸送
-20 ℃
保存
4℃保存:6ヵ月安定
コンタミネーションには十分注意してください。
※ 長期保存の場合、-20℃で凍結保存することが可能です。いったん融解したものは4℃保存し、6ヵ月を目途にご使用ください。
用途
特長
-
各社リアルタイムPCR装置で高い特異性を実現
ABI 7500/7500 Fast、StepOnePlus、Smart Cycler System、LightCyclerなど各社リアルタイムPCR装置で特異性の高い結果が得られる。
ROX Reference Dyeが添付されているため、補正用dyeを必要とする機種にも確実に対応できる。
-
高速リアルタイムPCRにも最適
高速リアルタイムにも最適化されているため、よりスピーディーな実験が可能。
-
優れたPCR反応性
TaKaRa Ex Taq HSを使用しているため増幅効率が高く、低濃度の鋳型でも高感度に検出できる。非特異的な増幅が抑えられ、
幅広いダイナミックレンジにおいて高い直線性が得られる。
-
簡単で便利なプレミックスタイプ
2×濃度のプレミックスタイプ試薬であり、反応液の調製が簡単。
-
耐熱性RNaseHでPCR反応阻害を極限まで排除
2×プレミックス試薬中に、耐熱性RNaseHであるTli RNaseHをあらかじめ添加している。cDNAを鋳型とした場合の、
残存mRNAによるPCR反応阻害を極限まで排除できる。
使用上の注意
- 使用時には、泡立てないよう穏やかに転倒混和し、試薬を均一にしてから使用してください。試薬が完全に混和されていない場合、十分な反応性が得られなくなります。ボルテックスによる混合は行わないでください。
なお、Premix Ex Taq (Probe qPCR) (2×conc.) を-20℃で凍結保存した場合、保存中に沈殿を生じることがあります。軽く手で温めるか室温にしばらく置いた後、転倒混和することで完全に溶解します。必ず均一に混合してからご使用ください。
- 融解した試薬はただちに氷上に置いてください。
- 本製品はプローブを含んでいません。別途準備してください。
- 反応液の調製、分注を行う時は必ず新しいディスポーザブルチップを用い、サンプル間のコンタミネーションを極力防止してください。
リアルタイムPCR関連実験の各種手法をホームページでご紹介しています。あわせてご参照ください。
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