iPS細胞から肝細胞への分化誘導を効率よく

肝細胞分化誘導システム

  • ヒト多能性幹細胞から肝細胞への分化誘導が可能
  • 分化誘導に必要な培地が揃ったオールインワンキット
  • 25種類以上の幹細胞株で分化を確認済
  • 高い分化誘導効率で高均質な肝細胞(90%以上)
  • 肝細胞はCYP活性を有し、長期培養が可能
メーカー
略称
製品コード TaKaRa
Code
製品名 容量 価格(税別)
キャンペーン価格
特記事項 説明書
データシート
ベクター情報
参考
資料
CEL Y30055 Y30055 Cellartis® iPS Cell to Hepatocyte Differentiation System
  • iPS細胞研究スタートアップキャンペーン
  • 劇物
  • 安全データシート(SDS)添付
  • ライセンス
1 Kit ¥138,000
¥117,300
2017/04/10~
2017/06/30

説明書・データシート・ベクター情報 参考資料

※色文字での表示は、キャンペーン価格およびそのキャンペーン期間です。

製品説明

Cellartis iPS Cell to Hepatocyte Differentiation Systemは3週間でiPS細胞から肝細胞へ分化誘導できるキットである。
本製品には分化誘導前に未分化状態でiPS細胞を培養する培地Cellartis DEF-CS 100 Culture Systemと分化誘導の各ステップで必要な培地およびready-to-useのコーティング剤を含んでおり、3×106個のiPS細胞から5×106個(24ウェルプレート1枚分に相当)の肝細胞を調製できる。
分化誘導実験にはコントロールとしてヒトiPS細胞(ChiPSC18)と胚体内胚葉細胞Cellartis Definitive Endoderm ChiPS18(製品コード Y10040)を使用することをお勧めする。
分化誘導にて調製された肝細胞は、主要な肝マーカー遺伝子を発現しており、使用したiPS細胞に依存したCYP活性をもつ(参考文献1)。市販の凍結肝細胞より長期間の培養ができ、長期毒性試験やウイルス感染試験にも適している。

(注)ご自身のiPS細胞をキット添付のCellartis DEF-CS 100 Culture Systemで2~5継代し、必ず馴化を行ってください。
Cellartis iPS Cell to Hepatocyte Differentiation Systemの実験フロー
 
Cellartis human iPS cell lines Cellartis Definitive Endoderm ChiPSC18 Cellartis Enhanced hiPS-HEP Cellartis DEF-CS Culture System Cellartis Definitive Endoderm Differentiation Kit with DEF-CS Culture System Cellartis DEF-CS Culture System Cellartis Hepatocyte Maintenance medium
ヒトiPS細胞から肝細胞への分化誘導のフロー

内容

Cellartis Definitive Endoderm Differentiation Kit with DEF-CS Culture System(製品コード Y30035)とCellartis Hepatocyte Diff Kit(製品コード Y30050)から構成されている。

Cellartis Definitive Endoderm Differentiation Kit with DEF-CS Culture System(製品コード Y30035)
 ・Differentiation Media:6本
Definitive Endoderm Differentiation Day 0 : 18 ml
Definitive Endoderm Differentiation Day 1 : 18 ml
Definitive Endoderm Differentiation Day 2 : 18 ml
Definitive Endoderm Differentiation Day 3 : 25 ml
Definitive Endoderm Differentiation Day 4 : 47 ml
Definitive Endoderm Differentiation Day 6 : 47 ml
 ・Definitive Endoderm Differentiation Coating:1本
 ・Cellartis DEF-CS 100 Culture System
Cellartis DEF-CS Basal Medium100 ml 
Cellartis DEF-CS COAT-1800 μlプレートコーティング剤(6ウェルプレート 約16ウェル分)
DEF-CS GF-1300 μl
 
培地添加剤
DEF-CS GF-2100 μl
DEF-CS GF-340 μl

Cellartis Hepatocyte Diff Kit(製品コード Y30050)
・Hepatocyte Thawing and Seeing Medium(1)25 ml
・Hepatocyte Progenitor Medium(2)50 ml
・Hepatocyte Maturation Medium Base (3A)24 ml×2本
・Hepatocyte Maturation Medium Supplement (3B)2.6 ml
・Hepatocyte Maintenance Medium(4)50 ml×3本
・Hepatocyte Coating7.5 ml

* 11日間培養を維持できる容量です。それ以上の日数の培養には、別売りのCellartis Hepatocyte Maintenance Medium(製品コード Y30051)をご利用ください。

保存

・Cellartis Definitive Endoderm Differentiation Kit with DEF-CS Culture System(製品コード Y30035)
・Differentiation Media:4℃
・Definitive Endoderm Differentiation Coating:-20℃
・Cellartis DEF-CS 100 Culture System
 DEF-CS Basal Medium (100 ml):4℃
 DEF-CS COAT-1 :-20℃
 DEF-CS GF-1、GF-2、GF-3:-20℃

Cellartis Hepatocyte Diff Kit(製品コード Y30050):-20℃
図1. 肝細胞への分化誘導過程における免疫組織染色結果
Cellartis Definitive Endoderm ChiPSC18とCellartis Hepatocyte Diff Kitを使用して分化誘導した肝細胞を肝マーカー抗体にて免疫 染色した結果、培養14日目、21日目においてHNF4α(緑)、CK18(赤)の高い発現が確認できた。 28日目からCYP3A(赤)、アルブミン(緑)の発現がみられ、37日目ではmetabolic zonation(代謝機能の領域特異性)がみられた。
図2. 肝細胞への分化誘導過程における遺伝子発現プロファイリング
Cellartis Definitive Endoderm ChiPSC18 cellsとCellartis Hepatocyte Diff Kitを使用して分化誘導した細胞について肝マーカー遺伝子およびCYP遺伝子のmRNA発現量をRT-qPCRで解析した。その結果、11日目から32日目にかけて肝細胞へ分化していることが確認できた。


図3. 肝細胞への分化誘導過程におけるCYP活性の変化
Cellartis Definitive Endoderm ChiPSC18 cellsとCellartis Hepatocyte Diff Kitを使用して分化誘導した細胞についてCYP活性を測定した。その結果、21日目から32日目にかけてCYP1A、CYP3A、CYP2C9の活性が認められた。
CYP1Aはacetaminophen、CYP3Aは1-OH-Midazolam、CYP2C9は4-OH-Diclofenacの生成を測定された。

使用文献

25種の幹細胞株(ヒトES/iPS細胞)で本製品を利用して肝細胞への分化誘導を確認
  1. One Standardized Differentiation Procedure Robustly Generates HomogenousHepatocyte Cultures Displaying Metabolic Diversity from a Large Panel of Human Pluripotent Stem Cells. Annika Asplund et al (2016) Stem Cell Rev 12(1):90-104.
  2. Highly Synchronized Expression of Lineage-Specific Genes during In Vitro Hepatic Differentiation of Human Pluripotent Stem Cell Lines
    Nidal, G. et al. (2016) Stem Cells International 10.1155/2016/8648356.

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[ ミトコンドリアDNAを指標*1 ]
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*1 iPS細胞等の多能性幹細胞から肝細胞方向への分化・誘導過程でmtDNAコピー数が増加することが報告されている。
・Yue Yu et al. , Hepatocyte-like cells differentiated from human induced pluripotent stem cells: Relevance to cellular therapies. Stem Cell Research, 2012 9(3), 196-207.

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