鋳型DNA*1 | 25 ng |
Random Primer | 2 μl |
滅菌精製水(またはTE Buffer) | 5 μlにfill up *2 |
*1 |
このキットは、鋳型DNAを25 ng用いることを標準としているが、10 ng~1 μgの範囲ではこの手順にしたがって反応が行える。 また、アガロースを除かずに低融点アガロースゲル中のDNAを反応に使用することも可能である(このとき、アガロースにはPrimeGel Agarose LMT 1-20K GAT(製品コード 5806A)やPrimeGel Agarose LMT PCR-Sieve GAT(製品コード 5815A)が適している)。 手順は次の通りである。 (1)アガロースゲル電気泳動を行い、目的とする断片を含むアガロースゲル片を切り出す。 (2)ゲル片の重量の3倍量の滅菌精製水を加える。 (3)65℃でアガロースを溶解させる。 (4)DNA25 ng分の溶液を、そのまま鋳型DNAとして反応に用いる。 |
*2 | 鋳型DNAの溶液濃度が低い場合には、14 μlまでscale upできる。その場合は、TE Bufferでfill upする。 |
*3 | このキットは、〔α-32P〕dCTP(111 TBq/mmol、3,000 Ci/mmol)を用いて標識するように組み立てられているが、〔α-35S〕または〔3H〕標識のdCTPも同様に使用できる。 比活性の異なる標識のdCTPを使用する場合は、反応液中の濃度が変化しないように標識dCTPの量を調節する。 また、放射性dATPを用いて標識を行うときには、dNTP MixtureとしてdGTP、dCTP、dTTP各0.2 mMの溶液を用いる。 |
*4 | 反応時間は、10分間で充分高い比活性を持つプローブが得られる。またオーバーナイト反応においても、取り込み率の低下はごくわずかである。 |
鋳型DNA量 (ng) | 10 | 25 | 100 | 1,000 |
プローブの比活性 (dpm/μg) | 3.0×109 | 1.9×109 | 0.68×109 | 0.77×108 |
鋳型DNA量 (ng) | 10 | 25 | 100 | 1,000 |
プローブの比活性 (dpm/μg) | 2.9×109 | 1.9×109 | 0.68×109 | 0.78×108 |