製品説明
本製品はAspergillus属真菌用の染色体組込型シャトルベクターである。本ベクターは、Aspergillus内では自律的に複製せず、染色体に組み込まれた状態でのみ安定に保持される。大腸菌での選択マーカーとしてアンピシリン耐性遺伝子を、Aspergillusでの選択マーカーとしてPyrithiamine耐性遺伝子ptrAを含んでいる。クローニングサイトとしてHind III, Pst I、Sma I、Kpn Iの4種類の制限酵素切断部位が使用できる。またlacZ領域にクローニングサイトをもっており、IPTGとX-Galを含むプレートで、外来DNAの挿入の有無を容易に判別できる。
濃度
1 μg/μl
保存
-20℃
形状
10 mM | Tris-HCl (pH 8.0) |
1 mM | EDTA |
調製
カラム処理によりプラスミドDNAを精製。
鎖長
4,782 bp
品質管理データ
用途
チアミンの代謝拮抗アナログであるPyrithiamineを利用したAspergillus属糸状菌の形質転換のためのベクター。
DNAシーケンスデータ
ZIP形式で圧縮しておりますが、StuffIt Expander等でも解凍できます。
注意
チアミン存在下ではPyrithiamineの選択圧が激減するので本ベクターを用いる形質転換には、必ずチアミンを含まない培地・試薬を使用する。
Pyrithiamine について
本製品に用いるPyrithiamineは、シグマ-アルドリッチ社 Pyrithiamine hydrobromide をご利用ください。
カタログ番号 | P0256-1MG | 1 mg |
カタログ番号 | P0256-5MG | 5 mg |
カタログ番号 | P0256-10MG | 10 mg |
図 pPTR Iのベクターマップ
ptrA |
: | A. oryzaeのPyrithiamine耐性遺伝子 |
lacZ |
: | E. coliのβ-ガラクトシダーゼ遺伝子 |
Ampr |
: | E. coliでの選択マーカー |
Coli ori |
: | E. coliでの複製起点 |