細胞・組織凍結保存液セルバンカーシリーズ

実績のある凍結保存液
  • 融解時の細胞生存率が良好
  • 試薬の調製が要らず、そのまま使用可能。凍結保存操作は簡単  実験動画はこちら
  • プログラムフリーザー不要。-80℃ディープフリーザーで急速に凍結保存可能(長期保存も可能)
  • 血清タイプと無血清タイプをラインナップ
セルバンカー リンパ球の増殖培地
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
11910

ZNQ

日本全薬工業株式会社
CELLBANKER® 1
100 ml ¥14,800
CB011
CB013

ZNQ

日本全薬工業株式会社
CELLBANKER® 1
20 ml×4 ¥14,000
CB013
11912

ZNQ

日本全薬工業株式会社
CELLBANKER® 1plus
100 ml ¥12,800
CB021
CB023

ZNQ

日本全薬工業株式会社
CELLBANKER® 1plus
20 ml×4 ¥12,000
CB023
11914

ZNQ

日本全薬工業株式会社
CELLBANKER® 2
100 ml ¥12,800
CB031

製品説明

セルバンカーシリーズは、操作が簡単で特別な装置を必要としない細胞凍結保存液である。扱いの難しいデリケートな細胞を含むほとんどの動物細胞を長期間、高い生存率を維持したままで凍結保存することが可能である。
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製品名 製品概要
CELLBANKER 1(旧製品名:セルバンカー 1) ・血清タイプ細胞保存液
・数多くの実績を持つセルバンカーシリーズのスタンダード
凍結保存可能な細胞の実績や製品詳細はこちら
CELLBANKER 1plus(旧製品名:セルバンカー 1プラス) ・血清タイプ細胞保存液
・CELLBANKER 1のリニューアル製品
・新しい配合割合により性能を改良
・泡立ちを抑え、ピペッティング操作が簡単に
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CELLBANKER 2(旧製品名:セルバンカー 2) ・無血清タイプ細胞保存液
・血清成分・タンパク成分不含
・無血清培養細胞の保存に最適
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STEM-CELLBANKER GMP grade ・GMPに準拠した製造管理及び品質管理を実施
・幹細胞・iPS細胞用細胞保存液
・既知成分により合成された無血清タイプ
・動物由来の成分を含まない
・DNA、RNAを損傷せず、組織の凍結保存が可能
※STEM-CELLBANKER GMP gradeは、STEM-CELLBANKERとして原薬等登録原簿(マスターファイル)に登録されています。
※STEM-CELLBANKERは京都大学 iPS細胞研究所から報告された論文に掲載されています。
→「細胞移植に適したヒトiPS細胞の樹立・維持培養法」の論文は
こちら
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STEM-CELLBANKER DMSO Free GMP grade ・STEM-CELLBANKER GMP gradeのDMSO Freeバージョン
・GMPに準拠した製造管理及び品質管理を実施
・ケミカリーディファインドで動物由来成分を含まない
※原薬等登録原簿(マスターファイル)に登録済み
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STEM-CELLBANKER EX GMP grade ・GMPに準拠した製造管理及び品質管理を実施
・静脈注射で実績のある成分を使用
・DMSOタイプの凍結保存液
・血清や動物由来の成分を含まないXeno-Free製品
・ヒト造血幹細胞やヒト脂肪細胞由来間質/幹細胞の保存にも使用可能
・製品が環境にさらされる作業は全てグレードA環境で実施し、無菌性を保証
※原薬等登録原簿(マスターファイル)に登録済み
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CELLOTION(旧製品名:セルローション)
・細胞の洗浄・回収液
・遠心、洗浄時の細胞の損失を防止
・糖類、タンパク質及び血清成分不含
CELLOTIONを使用した全血からの末梢血単核球分離の実施例はこちら
製品の詳細はこちら
* 製品名は従来のカタカナ表記からすべて英語表記に変更。製品内容および定価には変更なし。

製品に関する詳細情報はゼノジェンファーマ株式会社のホームページをご確認下さい。

CELLBANKER 1
CELLBANKER 1
CELLBANKER 1plus
CELLBANKER 1plus
CELLBANKER 2
CELLBANKER 2

保存

2~8℃

実験プロトコール

凍結プロトコール

より良い結果を得るために、対数増殖期にある細胞で凍結保存を行うことを推奨します。

  1. 細胞汚染の有無や細胞の状態を確認し、従来の方法に従って試験管などに収集する。
  2. 細胞のカウントを行い、細胞数や生存率を確認する。
  3. 遠心分離(1,000~2,000 rpm 3~5分 4℃)し、アスピレーターで上清を取り除く。
  4. 5×105~5×106個の細胞に対し1 mlのCELLBANKERを加え優しくピペッティングする。
  5. 細胞懸濁液をクライオチューブ(細胞の情報を記載したもの)に分注する。
  6. -80℃のディープフリーザーで凍結保存する。
  7. 必要に応じて液体窒素タンクで凍結保存する。


「細胞の凍結保存」の操作手順を動画でご覧下さい。
以下の動画では一般的な細胞培養技術を紹介しており、細胞凍結保存液の一例としてCELLBANKER 1を使用しています。そのため、上記のプロトコールとは一部異なる点がありますのでご注意ください。


融解プロトコール

  1. 凍結しておいたクライオチューブを37℃温浴などで振りながら迅速に融解する。
  2. 直ちに培養する培地10 ml程度に混和する。
  3. 遠心分離(1,000~2,000 rpm 3~5分 4℃)し、アスピレーターで上清を取り除く。
  4. 適量の培地で懸濁し、培養フラスコなどの容器に移す。
  5. 常法にて培養を行う。

実施例

CELLBANKERシリーズおよび従来の凍結保存液を用いた場合の細胞増殖の比較
図1-1. CELLBANKERシリーズおよび従来の凍結保存液を用いた場合の細胞増殖の比較
各CELLBANKERおよび従来の凍結保存液(90%FBS+10%DMSO)を用いてHepG2およびSK-007細胞を凍結保存後、培養した。CELLBANKERシリーズのいずれの試薬においても培養開始から1日目、2日目の細胞増殖率が高いことが確認された。

CHO-K1細胞の様子
凍結融解後も活きのよい細胞状態が維持できます。

図1-2. CHO-K1細胞の様子(培養開始後1日目)
CELLBANKER 1で凍結保存したCHO-K1細胞は培養開始後1日目から細胞接着がよく、細胞増殖が高いことが確認された。

関連情報

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細胞選択ガイド

タカラバイオで展開している幹細胞研究のための試薬・受託サービス選択ガイドの他、関連情報をまとめています
幹細胞・再生医療研究ガイド

Cellartis 幹細胞研究用製品ガイド
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ヒト初代培養細胞、細胞培養培地

CELLBANKERは日本全薬工業株式会社の登録商標です。
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