マウスES細胞の神経分化に

神経分化培地 NDiff® 227(論文報告名:N2B27)

  • 接着単層培養条件下でのマウスES細胞の神経分化に適した完全合成無血清培地
  • 適切な因子の添加によるマウスES細胞の培養も可能
  • ヒトナイーブ型iPS細胞誘導の研究に
メーカー
略称
製品コード TaKaRa
Code
製品名 容量 価格(税別)
キャンペーン価格
特記事項 説明書
データシート
ベクター情報
参考
資料
CEL Y40002 Y40002 NDiff® 227
  • 体性幹細胞・体細胞 サマーキャンペーン
500 ml ¥48,000
¥38,400
2017/07/03~
2017/08/31

説明書・データシート・ベクター情報

※色文字での表示は、キャンペーン価格およびそのキャンペーン期間です。

製品説明

NDiff 227培地(論文報告名:N2B27培地)は、接着単層培養条件下のマウスES細胞を神経細胞へ分化させるための完全合成、無血清培地である(組成は非公開)。本培地は、添加因子を加えることにより、マウスES細胞の無血清、フィーダー細胞非存在下での培養にも使用できる(参考文献2)。さらに増殖因子を添加することにより、ヒトES細胞の培養(参考文献3,4)や、ground-stateでのヒトiPS細胞培養(参考文献6)にも利用できる。
FGFを添加することにより、NDiff 227培地(論文報告名:N2B27培地)はマウスES細胞から、肝臓や膵臓へ分化できるADE(Anterior Definitive Endoderm)前駆体を生じることも可能である(参考文献5)。
図1. マウスES細胞の神経分化
図2. 抗Nestin抗体 (神経前駆細胞マーカー)と抗TUJ1抗体(ニューロンマーカー)による免疫染色結果
NDiff227培地で培養したマウスES細胞E14Tg2A(培養9日目)は神経細胞に分化していることが確認できた。

保存

-20℃(融解後は4℃で保存し、4週間以内に使用する)
必ず遮光して保存すること。

使用例

マウスES細胞の神経細胞への分化
  1. 継代数の少ない、フィーダー細胞非依存性のES細胞を2.5~10×103 cells/cm2の密度でゼラチンコートプレートにNDiff 227培地を用いて播種する。
  2. 1~2日ごとに培地交換する。神経細胞への分化の初期段階で、かなりの数の死細胞が観察される。
  3. 神経細胞への分化を形態観察、またマーカーの発現などで観察する。神経細胞への分化は4~6日目から観察され、7~9日目にニューロン成熟が見られる。
    注意:上記条件は標準的なものであり、各細胞株によって条件検討が必要である。

使用文献

Autotaxin-mediated lipid signaling intersects with LIF and BMP signaling to promote the naive pluripotency transcription factor program
Cody K, Masayo S-Y, Leeanne G, Yohei H, Salma S, Rik D, Michio A, Barbara P, Shinya Y, Kiichiro T (2016) PNAS 113(44): 12478-12483

参考文献

  1. Conversion of embryonic stem cells into neuroectodermal precursors in adherent monoculture.
    Ying QL, Stavridis M, Griffiths D, Li M, Smith A (2003) Nature Biotechnology 21:183-186.
  2. BMP induction of Id proteins suppresses differentiation and sustains embryonic stem cell self‐renewal in collaboration with STAT3.
    Ying QL, Nichols J, Chambers I, Smith A (2003) Cell 115:281-292.
  3. Expansion of Human Embryonic Stem Cells in Defined Serum‐Free Medium Devoid of Animal‐Derived Products.
    Li Y, et al. (2005) Biotechnology and Bioengineering 91:688-698.
  4. Long‐term self‐renewal and directed differentiation of human embryonic stem cells in chemically defined conditions.
    Yao S, et al. (2006) PNAS 103(18):6907-6912.
  5. Anterior Definitive Endoderm from ESCs reveals a role for FGF signaling.
    Morrison G, Oikonomopoulou I, Portero Migueles R, Soneji S, Livigni A, Enver T, Brickman J (2008) Cell Stem Cell 3:402-415.
  6. Resetting transcription factor control circuitry toward ground-state pluripotency in human.
    Takashima Y, et al. (2014) Cell 158(6):1254-1269.

関連資料

情報がまとまっていて便利!こちらもご利用ください。
iPS細胞・幹細胞研究ガイド(2015年5月改訂版)

ダウンロード(1.06 MB)
    Cellartis 幹細胞研究用製品ガイド(2016年3月作成)
ダウンロード(10.0 MB)

関連のオンラインガイドはこちら

幹細胞研究ガイド
タカラバイオで展開している幹細胞研究のための試薬・受託サービス選択ガイドの他、関連情報をまとめています。

この製品を見た人は、こんな製品も見ています。

注意事項
  • 弊社の取扱い製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
  • タカラバイオの承認を得ずに製品の再販・譲渡、再販・譲渡のための改変、商用製品の製造に使用することは禁止されています。
  • タカラバイオ製品に関連するライセンス・パテントについては、ライセンスマークをクリックして内容をご確認ください。
    また、他メーカーの製品に関するライセンス・パテントについては、各メーカーのウェブサイトまたはメーカー発行のカタログ等でご確認ください。
  • ウェブサイトに掲載している会社名および商品名などは、各社の商号、または登録済みもしくは未登録の商標であり、これらは各所有者に帰属します。

▲このページのトップへ