採水翌日に、確実な生菌選択的検出が可能

レジオネラ属菌検査 生菌検出法(LC EMA-qPCR法)

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はじめに

遺伝子検出法は簡便で迅速な手法であるが、死菌由来DNAも検出するという課題があった。液体培養(Liquid Culture)とEMA-PCR/EMA-qPCRを利用した生菌由来DNAの選択的検出法を組み合わせた「LC EMA-qPCR法」は、遺伝子検査の最大の特長である「迅速性」に加えて「生菌選択性」を併せ持った新しい検査法として、浴槽水等におけるレジオネラ生菌遺伝子検査法としての活用が期待されている。LC EMA-qPCR法は、平成29年8月に改訂・発行された「第4版レジオネラ症防止指針」(発行:公益財団法人日本建築衛生管理教育センター)に、迅速検査法のうち、「生菌のみを検出する遺伝子検査法」のひとつとして収載されている。

レジオネラ属菌の遺伝子検査法について

EMA-PCR/EMA-qPCR

LC EMA-qPCR法の原理について

LC EMA-qPCR法は、新しい「レジオネラ生菌(遺伝子)検査法」である。
リアルタイムPCRと2つの技術
 1.液体培養(LC:Liquid Culture)による生菌の選択的増殖
 2.EMA処理による死菌由来DNAからのPCR増幅の抑制EMA-PCR法の原理はこちら
を組み合わせ、「迅速性」と「生菌選択性」を兼ね備えた遺伝子検査法が開発された。
定量性を保った状態で増菌させ、定量的な解析を行うために、一定時間(18時間)の培養を行う。

本法では、液体培養により生菌を選択的に増殖させ、さらにEMA処理により死菌由来のPCR検出を抑制するため、EMA-PCR法に比べ、より確実で高感度な生菌検出が可能である。

LC EMA-qPCR法による検査の流れ

LC EMA-qPCR法によるレジオネラ属菌検出は、2日間で結果判定ができる。1日目は、検水をろ過濃縮し、酸処理を行った後、液体培養を開始する。2日目は、EMA処理を行い、DNA抽出後、リアルタイムPCRによる検出を行う。

LC EMA-qPCR法の試薬フロー

各ステップの操作方法を動画でご確認ください。

製品パンフレット・ハンドブック

概要や操作方法などについて詳しく記載しています
  

レジオネラ属菌遺伝子3法の比較

分類 手法 概要 結果判定 検査法の特長 詳細
生菌
検出法
1. LC EMA-qPCR 液体培養(18時間)後に、EMA処理およびqPCR検出を行う。 検査開始
2日目
液体培養とEMA処理の組合せにより、確実かつ高感度に生菌選択的な検出ができる。 詳しくは上記をご覧ください
2. EMA-qPCR 液体培養を行わず、ろ過濃縮検体をそのままEMA処理し、qPCR検出を行う。 検査開始
1日目
LC EMA-qPCR法に比べ、18時間の液体培養が必要ないためより迅速(採水当日に判定可能)。 詳しくはこちら
生菌死菌
検出法
3. qPCR ろ過濃縮検体からqPCR検出を行う。 検査開始
1日目
菌の生死にかかわらず遺伝子を検出する。死菌の存在も潜在的な汚染リスクとして評価できる。 詳しくはこちら
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