TransIT-PRO® Transfection Kit

浮遊培養細胞での組換えタンパク質発現に
  • 浮遊培養のCHO、293細胞での高収量タンパク質発現に
  • 複数のCHO細胞用培地で利用可能
  • 少しの条件検討で再現性の高いタンパク質発現を実現
  • 動物由来成分フリー
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
MIR5700

MIR

Mirus Bio社
TransIT-PRO® Transfection Kit
労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
1 ml ¥90,000
説明書・データシート・ベクター情報
V5700
MIR5760

MIR

Mirus Bio社
TransIT-PRO® Transfection Kit
取寄 労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
10 ml ¥720,000
説明書・データシート・ベクター情報
V5760
MIR5740

MIR

Mirus Bio社
TransIT-PRO® Transfection Reagent
取寄 労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
1 ml ¥84,000
説明書・データシート・ベクター情報
V5740
MIR5720

MIR

Mirus Bio社
TransIT-PRO® Transfection Reagent Sample
取寄 労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
0.1 ml サンプルお申込みはこちら 説明書・データシート・ベクター情報
V5720S
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製品説明

TransIT-PRO Transfection Kitは、浮遊培養のCHOと293細胞において高収量のタンパク質発現を行うための、動物由来成分を含まない形質転換キットです。
プラスミドDNAの一過性導入による目的タンパク質発現を最大にすることにより、タンパク質生産の時間が節約できます。本製品は、さまざまな培地組成で利用可能なため、一過性発現、安定発現の両方で同じ培地を利用できます。TransIT-PROはタンパク質生産において、直鎖ポリエチレンイミン (linear PEI )よりも優れています。

3、5、7日後に培養上清をhuman IgG-Fc sandwich ELISAを使用して測定
7日後の上清をウェスタンブロット法により解析
図1. 浮遊培養CHO細胞での高タイター抗体生産
TransIT-PRO:PRO Boost Reagent:DNA(1:1:1)、25 kDa linear PEI:DNA(6:1)、L社同等品:DNA(1:1)の条件で、一過性に遺伝子導入したヒトIgG1をCHO細胞で産生させた。使用プラスミドDNA量は、1 ml培養液につき1 μgを使用し、0.5×106細胞/mlで形質転換を行った。
パネルA:3、5、7日後に培養上清をhuman IgG-Fc sandwich ELISAを使用して測定した。パネルB:7日後の上清をウェスタンブロット法により解析した。S1、S2、S3はそれぞれ1.6 mg/L、3.2 mg/L、6.3 mg/LのIgGスタンダードである。
48時間後のルシフェラーゼ活性測定

5日後のヒトIgG1量
図2. さまざまな培地で高収量なタンパク質産生が可能
CHO細胞を図1と同様の方法により、24ウェルプレートで遺伝子導入させた。
パネルA:48時間後のルシフェラーゼ活性測定
パネルB:5日後のヒトIgG1量(human anti-Fc sandwich ELISA法による)
使用培地:BD Select CD1000 medium(Becton, Dickinson社)、BD Select CHO medium(Becton, Dickinson社)、FreeStyle CHO Expression medium(Life Technologies)、ProCHO 5 medium(Lonza社)、PowerCHO 2 CD medium(Lonza社)
浮遊培養293細胞での高収率タンパク質産生
図3. 浮遊培養293細胞での高収率タンパク質産生
TransIT-PRO(試薬:DNA =1.5:1)または、L社同等品(試薬:DNA=2:1)を用い、FreeStyle 293‐F cells(Life Technologies)に一過性で10種類の分泌タンパク質(抗体を含まない)を発現させた。培養にはFreeStyle 293 Expression Mediumを用い、トランスフェクションは細胞密度1×106 cells/mlで実施した。タンパク質発現培養は1~6Lスケールで行った。(ユーザー様提供データ)
実験の詳細はこちらをご確認ください。

一過性遺伝子導入のスケールに関係なくタンパク質を高産生
図4. 一過性遺伝子導入のスケールに関係なくタンパク質を高産生
CHO-S細胞にヒトIgG1遺伝子をコードしたプラスミドを一過性に遺伝子導入した。
TransIT-PRO:PRO Boost Reagent:DNA=1:0.5:1の比率で、0.5×106細胞/mlの細胞濃度で導入された。使用培地は、BD Select CD1000 培地を使用した。4 ml培養は、24-well deep well shake block、40 mlは125 ml Erlenmeyer 撹拌フラスコ、40 mlは125 ml 2枝付スピナーフラスコ、400 mlは500 ml 2枝付スピナーフラスコで行った。

内容

TransIT-PRO Transfection Kit(製品コード MIR5700)
TransIT-PRO Reagent1.0 ml
PRO Boost Reagent1.5 ml

用途

浮遊培養のCHO、293細胞でのタンパク質生産のための遺伝子導入

保存

-20℃

トランスフェクション試薬選択 オンラインツール

◆選択ガイド

実験目的別に、各標的細胞に最適な遺伝子導入試薬(Mirus社製品)をまとめました。
効率的な試薬の選択にご活用ください。
▶ 遺伝子導入試薬 選択ガイド(Mirus社)

◆検索ツール

“Reagent Agent”は、Mirus社が提供するトランスフェクション試薬の検索ツールです。
細胞と導入する核酸の種類から、推奨されるトランスフェクション試薬を検索することができます。

試薬の見本
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