Curio Trekkerはシングルセルデータに位置情報を付与した解析が可能な、真のシングルセル空間トランスクリプトーム解析用試薬です。
本製品はDNAバーコードを結合させた10 μmビーズがスライドガラス上に敷き詰められており、このスライドガラス上に凍結切片を載せることで細胞とビーズが1対1に接触します。DNAバーコードはUV照射によりビーズから遊離し、ビーズに接している細胞の核に浸透します。このバーコードは位置情報を示す固有の配列を有しているため、既存の単一核RNAシーケンス(Single-nucleus RNA sequencing:snRNA-Seq)と組み合わせ、個々の核由来の遺伝子位置情報とあわせて網羅的に解析することが可能です。
本製品の詳細は
こちら(Curio社サイト)
核をDNAバーコードでタグ付けすることで、シングルセルレベルでの正確な空間解析が可能となり、組織内の細胞の位置情報をシングルセルデータに反映することができます。