Cas9タンパク質検出用抗体

  • 組換えCas9タンパク質に対するウサギポリクローナル抗体/マウスモノクローナル抗体
  • ポリクローナル抗体はwild-type Cas9だけでなくバリアントも認識
  • 高い特異性:哺乳類細胞ライセートに対してバックグラウンドが出ない
  • 高感度:ウェスタンブロッティングにより、わずか 0.5~1 ngの組換えCas9を検出でき、Cas9発現細胞3,500個からのシグナル検出も可能

製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
632607

CLN

Clontech
Guide-it™ Cas9 Polyclonal Antibody
100 μl ¥50,000
説明書・データシート・ベクター情報
Z2607N
632606

CLN

Clontech
Guide-it™ Cas9 Polyclonal Antibody
100 μl×3 ¥120,000
説明書・データシート・ベクター情報
Z2606N
632628

CLN

Clontech
Guide-it™ Cas9 Monoclonal Antibody (Clone TG8C1)
取寄
100 μg ¥50,000
説明書・データシート・ベクター情報
Z2628N
632627

CLN

Clontech
Guide-it™ Cas9 Monoclonal Antibody (Clone TG8C1)
取寄
100 μg×3 ¥120,000
説明書・データシート・ベクター情報
Z2627N
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製品説明

Streptococcus pyogenes由来の組換えCas9タンパク質に対する抗体として、ウサギポリクローナル抗体(製品コード 632606、632607)およびマウスモノクローナル抗体(製品コード 632628、632627)の2種類の製品を用意している。特異性、感度共に高く、哺乳類細胞のウェスタンブロッティングにおいて低バックグラウンドで、ポリクローナル抗体は0.5 ng、モノクローナル抗体は1 ngの組換えCas9を検出できる。
ポリクローナル抗体はCas9ヌクレアーゼの3種類のバリアント(wild-type Cas9、Cas9 nickase、Cas9 nuclease-deficient mutant)も認識する。

ウエスタンブロッティングによるGuide-it Cas9 Polyclonal Antibodyの検出感度
図1.ウェスタンブロッティングにおけるGuide-it Cas9 Polyclonal Antibodyの検出感度
0.15~20.0 ngの組換えCas9(rCas9)タンパク質を電気泳動後、ブロッティングし、Guide-it Cas9 Polyclonal Antibody(1:1,000 希釈)の検出感度を調べた。二次抗体はHRP-conjugated goat anti-rabbit secondary antibody(1:5,000 希釈)を用い、ECL試薬で検出した。ネガティブコントロールには、HT1080、HEK293細胞の細胞ライセートを用いた。
横にスクロールできます
Lane 1:HT1080細胞ライセート(3.5×104 cells)
Lane 2:HEK293細胞ライセート(3.5×104 cells)
Lane 3:rCas9 protein 0.15 ng
Lane 4:rCas9 protein 0.30 ng
Lane 5:rCas9 protein 0.625 ng
Lane 6:rCas9 protein 1.25 ng
Lane 7:rCas9 protein 2.5 ng
Lane 8:rCas9 protein 5.0 ng
Lane 9:rCas9 protein 10.0 ng
Lane 10:rCas9 protein 20.0 ng

ウエスタンブロッティングにおけるGuide-it Cas9 Polyclonal Antibodyの検出感度
図2.ウェスタンブロッティングにおけるGuide-it Cas9 Polyclonal Antibodyの特異性
遺伝子導入をしていない複数の哺乳類細胞とCas9タンパク質を安定発現するHEK293細胞(CMV promoter)の細胞ライセートを用いてGuide-it Cas9 Polyclonal Antibodyの特異性を調べた。Guide-it Cas9 Polyclonal Antibody (1:1,000 希釈)を反応させた後、二次抗体としてHRP-conjugated goat anti-rabbit secondary antibody(1:1,000 希釈)を用い、ECL試薬で検出した。ポジティブコントロールには1 ngの組換えCas9タンパク質を用いた。 横にスクロールできます
Lane 1:HepG2細胞ライセート(3.5×104 cells)
Lane 2:CHO-K1細胞ライセート(3.5×104 cells)
Lane 3:HeLa細胞ライセート(3.5×104 cells)
Lane 4:MCF7細胞ライセート(3.5×104 cells)
Lane 5:HEK293細胞ライセート(3.5×104 cells)
Lane 6:HT1080細胞ライセート(3.5×104 cells)
Lane 7:NIH3T3細胞ライセート(3.5×104 cells)
Lane 8:Lysis buffer
Lane 9:rCas9 protein 1 ng
Lane 10:Cas9発現HEK293細胞ライセート(2.0×103 cells)
Lane 11:Cas9発現HEK293細胞ライセート(5.0×103 cells)
Lane 12:Cas9発現HEK293細胞ライセート(1.0×104 cells)
Lane 13:Cas9発現HEK293細胞ライセート(1.5×104 cells)

ウェスタンブロッティングにおけるGuide-it Cas9 Monoclonal Antibody (Clone TG8C1)の検出感度
図3.ウェスタンブロッティングにおけるGuide-it Cas9 Monoclonal Antibody (Clone TG8C1)の検出感度
  • 1~5 ngの組換えCas9 (rCas9)を用いて、Guide-it Cas9 Monoclonal Antibody (Clone TG8C1)(1:3,000希釈)で検出を行った。ネガティブコントロールには、HEK293細胞の細胞ライセートを用いた。
  • Cas9タンパク質を発現したHEK293細胞の細胞ライセートを用いて、Guide-it Cas9 Monoclonal Antibody (Clone TG8C1)(1:3,000希釈)で検出を行った。ネガティブコントロールには、HEK293、NIH373細胞の細胞ライセートを用いた。

保存

-20℃

用途

ウェスタンブロッティング(1:1,000~1:5,000希釈)
注意事項
  • 本ページの製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
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