NucleoSpin® Finisher Midi

遠心法による陰イオン交換カラム精製後のプラスミドDNAの濃縮・脱塩
  • NucleoBond Xtra/PCによるプラスミド調製の脱塩、濃縮ステップにおいて、イソプロパノール沈殿よりも大幅に時間短縮
  • ファンネルタイプのカラムにより、多サンプルを同時に遠心操作で処理
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
740439.10

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoSpin® Finisher Midi
取寄
10回 ¥10,000
説明書・データシート・ベクター情報
U0439A
740439.50

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoSpin® Finisher Midi
取寄
50回 ¥40,000
説明書・データシート・ベクター情報
U0439B
カートにいれる

WEB会員ログインが必要です

製品説明

NucleoSpin Finisher Midiは、プラスミドDNA溶液精製のために行う従来のイソプロパノール沈殿および遠心ステップの代わりに、ファンネルカラムを用いた遠心操作により、迅速に多サンプルのDNA溶液の沈殿および濃縮を行うことができる。

原理シリカメンブレン法
形状ファンネルカラム
サンプル陰イオン交換クロマトグラフィー精製溶出後のプラスミド溶液
対応可能なベクターサイズ≦25 kb
回収率 90~100%
溶出液量≧100 μl
精製時間<15分/6 preps
適応キットNucleoBond Xtra Midi (EF), Maxi (EF), PC20, PC100, PC500
(NucleoBond Xtra MaxiおよびPC500は複数回の溶出を行うため、
Precipitation Buffer FBが追加で必要)
結合容量1.5 mg

操作手順

プラスミドDNA溶液に Precipitation Buffer FBを加え、NucleoSpin Finisher Midi Columnにロードする。遠心操作でカラムにDNAを吸着後、塩や不純物を除くためにWash Bufferで洗浄する。
その後、エンドトキシンフリーのH2O-EFで精製プラスミドを溶出する。

内容

・Buffer FB
・Buffer A4 (concentrate)
・H2O-EF
・NucleoSpin Finisher Midi Columns (in 50 ml Collection Tubes)

保存

室温

本製品以外に必要な試薬、機器(主なもの)

・50 mlのチューブが遠心可能な遠心機
・96~100%エタノール

図. 迅速なプラスミドDNAの脱塩と濃縮
NucleoBond Xtra Maxiで調製したプラスミド溶出液を、NucleoSpin Finisher Midiまたは通常のイソプロパノール沈殿により沈殿させ、プラスミドの調製を行った。NucleoSpin Finisher Midiを用いた場合は、6サンプルを20分以内で処理できた。
NucleoSpinはマッハライ・ナーゲル社の登録商標です。
注意事項
  • 本ページの製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
  • タカラバイオの承認を得ずに製品の再販・譲渡、再販・譲渡のための改変、商用製品の製造に使用することは禁止されています。
  • タカラバイオ製品に関連するライセンス・パテントについては、ライセンスマークをクリックして内容をご確認ください。
    また、他メーカーの製品に関するライセンス・パテントについては、各メーカーのウェブサイトまたはメーカー発行のカタログ等でご確認ください。
  • ウェブサイトに掲載している会社名および商品名などは、各社の商号、または登録済みもしくは未登録の商標であり、これらは各所有者に帰属します。