蛍光タンパク質搭載SIN型レンチウイルスベクター

pLVSIN蛍光タンパク質ベクター

  • 初代培養細胞、非分裂細胞を含むほぼすべての哺乳類細胞に遺伝子導入が可能
  • 目的タンパク質との融合発現やレポーター発現に適した緑色蛍光タンパク質搭載タイプ
  • 3’LTR/ΔU3のSIN型ベクターであり安全性が高い
  • サイレンシングが起こりにくいEF1αプロモーター搭載タイプもラインナップ
メーカー
略称
製品コード TaKaRa
Code
製品名 容量 価格(税別)
キャンペーン価格
特記事項 説明書
データシート
ベクター情報
参考
資料
TKR 6187 6187 pLVSIN-AcGFP1-N1 Vector
  • レンチウイルスベクターによる遺伝子導入
  • ライセンス
20 μg ¥101,000
¥80,800
2017/07/03~
2017/08/31

説明書・データシート・ベクター情報
TKR 6188 6188 pLVSIN-AcGFP1-C1 Vector
  • レンチウイルスベクターによる遺伝子導入
  • ライセンス
20 μg ¥101,000
¥80,800
2017/07/03~
2017/08/31

説明書・データシート・ベクター情報
TKR 6189 6189 pLVSIN-EF1α-AcGFP1-N1 Vector
  • レンチウイルスベクターによる遺伝子導入
  • ライセンス
20 μg ¥101,000
¥80,800
2017/07/03~
2017/08/31

説明書・データシート・ベクター情報
TKR 6190 6190 pLVSIN-EF1α-AcGFP1-C1 Vector
  • レンチウイルスベクターによる遺伝子導入
  • ライセンス
20 μg ¥101,000
¥80,800
2017/07/03~
2017/08/31

説明書・データシート・ベクター情報
TKR 6191 6191 pLVSIN-IRES-ZsGreen1 Vector
  • レンチウイルスベクターによる遺伝子導入
  • ライセンス
20 μg ¥101,000
¥80,800
2017/07/03~
2017/08/31

説明書・データシート・ベクター情報
TKR 6192 6192 pLVSIN-EF1α-IRES-ZsGreen1 Vector
  • レンチウイルスベクターによる遺伝子導入
  • ライセンス
20 μg ¥101,000
¥80,800
2017/07/03~
2017/08/31

説明書・データシート・ベクター情報

※色文字での表示は、キャンペーン価格およびそのキャンペーン期間です。

製品説明

pLVSIN Fluorescent Vectorは、SIN型(自己不活性型)のレンチウイルスベクタープラスミドである。本製品と新しく開発したLentiviral High Titer Packaging Mix(製品コード 6194)を組み合わせて用いることで、パントロピックなVSV-Gシュードタイプの組換えレンチウイルスを高力価で調製することができ、初代培養細胞や非分裂細胞を含むほぼすべての哺乳類細胞に遺伝子導入が可能となる。

高力価レンチウイルスを作製可能
タカラバイオのpLVSIN Vectorには、mRNAを安定化するWPRE(woodchuck hepatitis virus post-transcriptional regulatory element)配列、ウイルスゲノムの核移行や宿主染色体への組換え効率を高めるcPPT(central polypurine tract)配列が含まれるため、高力価のレンチウイルスの産生および導入遺伝子の高発現を実現することができる。

蛍光タンパク質を搭載
pLVSIN Fluorescent Vectorには、緑色蛍光タンパク質のAcGFP1またはZsGreen1がレポーターとして搭載されている。
・単量体のAcGFP1:目的タンパク質との融合発現に適している。
・明るい四量体のZsGreen1:遺伝子導入効率のモニタリングなどレポーター発現に適している。

EF1αプロモーター
pLVSIN-EF1α Vectorは、CMVプロモーターに替えて、ヒトポリペプチド鎖伸長因子遺伝子プロモーター(EF1αプロモーター)を搭載しており、CMVプロモーターで発現レベルが低い場合や、胚性幹細胞のようにプロモーターがサイレンシングを受ける場合に有用である。

備考:パッケージングシステムとして、クロンテックのLenti-X HTX Packaging Systemも利用できます。

ベクターのタイプと蛍光タンパク質の特性

表1. 蛍光タンパク質搭載SIN型レンチウイルスベクター(FP:Fluorescent Protein)
製品名 蛍光タンパク質 Promoter MCSの位置 薬剤耐性 製品コード
pLVSIN-AcGFP1-N1 単量体 CMV FPのN末端側 Puromycin 6187
pLVSIN-AcGFP1-C1 単量体 CMV FPのC末端側 Puromycin 6188
pLVSIN-EF1α-AcGFP1-N1 単量体 EF1α FPのN末端側 Puromycin 6189
pLVSIN-EF1α-AcGFP1-C1 単量体 EF1α FPのC末端側 Puromycin 6190
pLVSIN-IRES-ZsGreen1 四量体 CMV IRES配列の上流
(非融合発現タイプ)
なし 6191
pLVSIN-EF1α-IRES-ZsGreen1 四量体 EF1α なし 6192


表2. AcGFP1とZsGreen1の蛍光特性
蛍光タンパク質 色調 励起極大
波長(nm)
蛍光極大
(nm)
量子収率*1 モル吸光係数
(M-1cm-1*2
蛍光強度*3 推奨フィルターセット*4
(s)
ZsGreen1 green 493 505 0.91 43,000 39,130 C.T. 42002 & 41017
AcGFP1 green 475 505 0.82 32,500 26,650 C.T. 42002 & 41017
*1 The Relative Quantum Yield of each fluorescent protein (QFP) was determined using the following
    equation: QFP = (Qfluo × FFP × ODfluo) ÷ (Ffluo × ODFP), where F is the fluorescence
    and OD is the optical density of either the fluorescent protein (FP) or the reference fluorophore (fluo).
*2 Brightness = (Quantum Yield)(Extinction Coefficient)
*3 C.T. = Chroma Technologies
*4 For reference only; not sold by Clontech

実施例:遺伝子導入48時間後のHUVEC細胞

核局在タンパク質Cdt1がAcGFP1と融合発現して核内に存在している。(明視野および蛍光顕微鏡写真を重ねて表示)

HUVEC細胞への遺伝子導入例 図1. pLVSIN-AcGFP1を用いたHUVEC細胞への遺伝子導入例
ヒトCDT1(276 bp)を挿入したpLVSIN-AcGFP1-C1 Vector(製品コード 6188)とLenti-X HTX Packaging Systemを用いて組換えレンチウイルスを調製し、3.6×109 copies/mlの力価(RNAタイター)のウイルスを取得した。このレンチウイルス上清150 μlを用いて、ポリブレン法によりHUVEC細胞へ遺伝子導入を行った。

保存

-20℃

形状

10 mM Tris-HCl (pH8.0)
1 mM EDTA

ベクターマップ

pLVSIN-AcGFP1 Vector   pLVSIN-IRES-ZsGreen1 Vector

WPRE:mRNAの安定発性を高めて遺伝子発現を増強する。
cPPT:ウイルスゲノムの核移行を促進し、宿主染色体への組換え効率や遺伝子導入効率を上昇させる。

DNAシーケンスデータ

使用上の注意

  • 本製品の使用には遺伝子工学と細胞培養に関する基本的な技術が必要です。
  • 本製品の使用には文部科学省の定める省令(「研究開発等に係る遺伝子組換え生物等の第二種使用等に当たって執るべき拡散防止措置等を定める省令」平成16年文部科学省・環境省令第1号)にあるP2レベル以上の施設が必要です。(→説明書の「バイオセーフティーについて」を参照してください。)
  • 本レンチウイルスベクターの系によって生産されるウイルス上清は、挿入断片によっては危険なウイルスを含む恐れがあるため、組換えレンチウイルスの生産と取扱いには、適切な処置をとる必要があります。吸入や付着を防ぐため、必ず、安全キャビネットを使用してください。
  • 本製品の使用はすべて研究用に限定されています。臨床目的での使用および生体外診断に使用することはできません。
  • 本製品ご利用の際は省令および組織内の組換えDNA安全委員会の指示に従い、安全には十分ご注意下さい。
  • 本製品の使用によって生じたいかなる事故、損害についても、弊社では責任を負いかねますので、ご了承の上ご使用下さい。
  • 本製品を工業的に使用される場合は、個別にライセンス契約の締結が必要です。

関連資料

遺伝子導入実験ハンドブック

ダウンロード(3.85 MB)

関連のオンラインガイドはこちら

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注意事項
  • 弊社の取扱い製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
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