AAVpro® 293T Cell Line

アデノ随伴ウイルス産生に最適化した293T細胞
  • 高力価のAAVベクター産生を実現する293T細胞株】
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
632273

CLN

Clontech
AAVpro® 293T Cell Line
ライセンス
1 ml ¥95,000
説明書・データシート・ベクター情報
Z2273N
カートにいれる

WEB会員ログインが必要です

製品説明

AAVpro 293T Cell Lineは、高力価なアデノ随伴ウイルス(AAV)産生を可能にするアデノ随伴ウイルスパッケージング用のヒト293細胞株由来の細胞株である。この細胞株は、SV40 Large T Antigenを高レベルに発現する細胞株であり、AAVpro Helper Free Systemと組み合わせて使用することにより、高力価なアデノ随伴ウイルスの産生が可能である。
HEK293やHEK293T細胞にはいくつかの系統が知られているが、AAVベクターの産生量が比較的少ない293細胞株が多いことを確認している。


図. AAVpro 293T Cell Lineと他の293細胞株とのタイター比較
AAVpro Helper Free System (AAV2)(製品コード 6230)を使用して、パッケージング用細胞株3種類にそれぞれAAV2を産生させた。AAVpro 293T Cell Line使用の場合のウイルスタイターは、一般的によく用いられるHEK293T/17細胞株と同等以上であり、HEK293細胞のサブクローン株(AAV-293)と比較して高い結果となった。

内容

AAVpro 293T Cell Line    1 ml(2.0×106 cells/tube)

保存

液体窒素

到着後、ただちに液体窒素中で保存する。
液体窒素保存ができない場合は、ただちに細胞を融解し、培養を行う。

推奨培地

Dulbecco's Modified Eagle's Medium (DMEM) with high glucose (4.5 g/l), 4 mM L-glutamine, and sodium
bicarbonate (Sigma-Aldrich社 Code D5796)
10% Fetal Bovine Serum (FBS)
100 units/ml penicillin G sodium, 100 μg/ml streptomycin sulfate
1 mM sodium pyruvate (Sigma-Aldrich社 Code S8636)

注意

細胞融解後の培養にはコラーゲンコートディッシュの使用をお勧めします。
細胞の接着には最大48時間かかります。

関連資料

遺伝子導入実験ハンドブック

ダウンロード
注意事項
  • 本ページの製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
  • タカラバイオの承認を得ずに製品の再販・譲渡、再販・譲渡のための改変、商用製品の製造に使用することは禁止されています。
  • タカラバイオ製品に関連するライセンス・パテントについては、ライセンスマークをクリックして内容をご確認ください。
    また、他メーカーの製品に関するライセンス・パテントについては、各メーカーのウェブサイトまたはメーカー発行のカタログ等でご確認ください。
  • ウェブサイトに掲載している会社名および商品名などは、各社の商号、または登録済みもしくは未登録の商標であり、これらは各所有者に帰属します。