pColdユーザーズボイス集!

すでにpColdシリーズをお使いのユーザー様からお寄せいただいたユーザーズボイスをご紹介します。まだお使いでない方もご検討中の方もぜひご覧ください! pCold
◆ Y社 S様
製品名(製品コード)
pCold Vector Set(3360)
Q1.pColdをどのようにお知りになりましたか?
タカラバイオのホームページ。
Q2.pColdを使ってみようと思ったきっかけは何ですか?
非常に効率的に目的タンパク質を発現することが出来る新しいシステムだったので。
Q3.実際に使ってみていかがでしたか?
製品説明書通り、非常に効率的に高濃度のタンパク質を発現させることができた。
Q4.製品を使って苦労した点はありますか?
特になし。
Q5.まだ使われたことがない方に対して、一言お願いします。
これまで、このシステムを用いて複数のタンパク質の発現を試みましたが、いずれも非常に効率的に高濃度のタンパク質を得ることが出来ました。オススメです。
◆ H大学 U様
製品名(製品コード)
pCold GST DNA(3372)
Q1.pColdをどのようにお知りになりましたか?
学会で他の研究者の発表。
Q2.pColdを使ってみようと思ったきっかけは何ですか?
pETベクター、pGEXベクターを使用し、大腸菌でタンパク質を発現させたが、発現しなかったため。
Q3.実際に使ってみていかがでしたか?
発現量は明らかに増加した。
Q4.製品を使って苦労した点はありますか?
可溶性画分で精製されたが、非常に大きな会合体であったため、正しくフォールドした成分は多くないようだった。
Q5.まだ使われたことがない方に対して、一言お願いします。
他のベクターで不溶性になるタンパク質でも、pCold-GSTでは可溶性になる可能性が非常に高いと思います。
◆ K大学 N様
製品名(製品コード)
pCold Vector Set(3360)
Q1.pColdをどのようにお知りになりましたか?
共同研究者からの評判。
Q2.pColdを使ってみようと思ったきっかけは何ですか?
いろいろなベクターを使って発現実験を行なってきたが,可溶性タンパク質が得られにくく困ったので。
Q3.実際に使ってみていかがでしたか?
予想以上にうまくいった。
Q4.製品を使って苦労した点はありますか?
文句ございません。満足です。
Q5.まだ使われたことがない方に対して、一言お願いします。
発現タンパク質が得られるまで,一日多くなりますが,その待ち時間が期待出来る結果への一歩だと思えるなら,是非使うべきです。
◆ T大学 S様
製品名(製品コード)
pCold GST DNA(3372)
Q1.pColdをどのようにお知りになりましたか?
GSTタグ付きの特定酵素で切断されるタンパク発現用ベクターを探していて知った。
Q2.pColdを使ってみようと思ったきっかけは何ですか?
XhoNdeの切断酵素が使用でき、GSTタグのベクターだったため。
Q3.実際に使ってみていかがでしたか?
ゲルエクストラクションで遺伝子導入したが、失敗もなくすんなりと成功した。発現も温度管理である程度調整が可能なため使用しやすい。
Q4.製品を使って苦労した点はありますか?
低温可能な振とう機が必要なので、冷蔵庫だけでも
発現可能になれば幅広い人が使いやすくなると思った。
Q5.まだ使われたことがない方に対して、一言お願いします。
多様なマルチクローニングサイトと二つのタグがあり、温度による発現調整も可能なため万能性があると思います。使用可能な環境にあるなら持っておくといろんな場合で使えて便利です。
◆ K大学 T様
製品名(製品コード)
pCold I DNA(3361)
Q1.pColdをどのようにお知りになりましたか?
使用者からの口コミ。
Q2.pColdを使ってみようと思ったきっかけは何ですか?
使用者から進められた為。
Q3.実際に使ってみていかがでしたか?
良かった。
Q4.製品を使って苦労した点はありますか?
なし。
Q5.まだ使われたことがない方に対して、一言お願いします。
なし。
◆ N大学 K様
製品名(製品コード)
pCold GST DNA(3372)
Q1.pColdをどのようにお知りになりましたか?
業者から頂いた広告を見て知った。
Q2.pColdを使ってみようと思ったきっかけは何ですか?
これまでにもGST融合タンパク質をpGEXベクターなどで作成していたが不溶性になるものもあり、低温で誘導することで改善できるのではないかと考え購入を決めました。
Q3.実際に使ってみていかがでしたか?
別のベクターでは不溶性になっていたタンパク質も、pColdシリーズでは可溶性画分として回収することができ、研究の進展に非常に役立った。
Q4.製品を使って苦労した点はありますか?
現時点では、ありません。
Q5.まだ使われたことがない方に対して、一言お願いします。
クローニングサイトも充実しており、使いやすいベクターだと思います。
◆ S大学 T様
製品名(製品コード)
pCold I DNA(3361)
Q1.pColdをどのようにお知りになりましたか?
タカラのカタログで知りました。
Q2.pColdを使ってみようと思ったきっかけは何ですか?
大腸菌でのタンパク質の発現系を立ち上げようと思った。
Q3.実際に使ってみていかがでしたか?
うまく産生できるタンパク質もあれば、できないものもある。プロトコールから多少ずれたことをしても、タンパク質はできる。
Q4.製品を使って苦労した点はありますか?
In-Fusionと組み合わせると使いやすい。
Q5.まだ使われたことがない方に対して、一言お願いします。
シンプルで使いやすいと思います。
◆ R研究所 S様
製品名(製品コード)
pCold GST DNA(3372)
Q1.pColdをどのようにお知りになりましたか?
以前pCold I DNAを使用していて、可溶性の
改善が見られたため。
Q2.pColdを使ってみようと思ったきっかけは何ですか?
あるタンパク質を精製しようとしていましたが、可溶性が低く目的の量のタンパク質を精製できず困っていた。
Q3.実際に使ってみていかがでしたか?
可溶性に若干の改善が見られ、またGSTだけでなくHisタグもついているので、改めてプラスミドを作らなくても変性条件下で精製を行えて、効率的に仕事がすすめられた。
Q4.製品を使って苦労した点はありますか?
Hisもついているのはすごくいいけれど、結合実験をするときにGSTとHisのタンパク質で実験ができないのがちょっと残念。
Q5.まだ使われたことがない方に対して、一言お願いします。
うまくいかないなら、一度試してみても損はないですよ!
◆ T大学 T様
製品名(製品コード)
pCold I DNA(3361)
Q1.pColdをどのようにお知りになりましたか?
文献中に載っていたため、調べてみたところ御社の製品であることがわかった。
Q2.pColdを使ってみようと思ったきっかけは何ですか?
線虫の水溶性タンパク質であるにもかかわらず、不溶の沈殿物として発現してしまうため、なんとか溶液中のタンパクとして発現させたかったため。
Q3.実際に使ってみていかがでしたか?
うまく発現しなかった。依然として不溶のままであった。
Q4.製品を使って苦労した点はありますか?
もう少しいろいろな用例集みたいなものがあると嬉しい。
Q5.まだ使われたことがない方に対して、一言お願いします。
いろいろ試して見ることが重要と思います。
◆ G大学 Y様
製品名(製品コード)
pCold GST DNA(3372)
Q1.pColdをどのようにお知りになりましたか?
業者が持ってきた資料で。
Q2.pColdを使ってみようと思ったきっかけは何ですか?
どうしても可溶化できなかったタンパク質があったので、もしかしたら上手くいくかと思ったので。
Q3.実際に使ってみていかがでしたか?
改善できなかった。
Q4.製品を使って苦労した点はありますか?
どのようなタンパク質が上手くいって、どのようなタンパク質が上手くいかないかの資料が欲しい。
Q5.まだ使われたことがない方に対して、一言お願いします。
選択肢の一つにはなると思います。
◆ K大学 S様
製品名(製品コード)
pCold I DNA(3361)
Q1.pColdをどのようにお知りになりましたか?
HP上に掲載されているのを見た。
Q2.pColdを使ってみようと思ったきっかけは何ですか?
GSTタグによる精製を検討していたがラボ内でノウハウがなかった。Hisタグに関してはカラム等設備が整っており、シャペロンとの共発現や低温誘導による夾雑物の低減等、pET系と比較して精製効率の向上が可能であると感じた。
Q3.実際に使ってみていかがでしたか?
15 kDa程度の標的タンパク質はpTf-16との共発現により粗精製に成功した。夾雑タンパク質の発現量も比較的少なく、精製の手間を省けたと感じている。
Q4.製品を使って苦労した点はありますか?
15℃に対応した水浴槽がなく、氷水中で温度を計測しつつコールドショックを与えるというアナログな方法で誘導をかけている。誘導温度の違いによる発現量変化等が知られていれば、掲載されると参考にできると思う。
Q5.まだ使われたことがない方に対して、一言お願いします。
pETからの乗り換えなら設備投資等を抑えて発現・精製効率の改善が可能だと感じた。
◆ H大学 K様
製品名(製品コード)
pCold TF DNA(3365)
Q1.pColdをどのようにお知りになりましたか?
タカラのカタログで知りました。
Q2.pColdを使ってみようと思ったきっかけは何ですか?
組換えタンパク質の可溶性発現に日頃苦労しており、その解決策の一環として導入しました。
Q3.実際に使ってみていかがでしたか?
試した殆どのタンパク質をタグ付き条件下で可溶性発現させることができ、極めて優れたシステムであることを確認しました。
Q4.製品を使って苦労した点はありますか?
タグの切り離し時に不溶化してしまう所見は時折認められました。成熟タンパク質の可溶性を保持できるような仕掛けがあると更に優れたシステムになろうかと思われます。またTFタグの低分子化、およびフリーのTFタグにanti-His抗体が当たりにくい所見についても改善の余地があろうかと思われます。更にはanti-TF抗体を製品ラインアップして頂くことも有用かと思われます。
Q5.まだ使われたことがない方に対して、一言お願いします。
組換えタンパク質の可溶性発現が困難な場合の第一選択肢になり得るシステムであると思われます。
◆ K研究所 M様
製品名(製品コード)
pCold ProS2 DNA(3371)
Q1.pColdをどのようにお知りになりましたか?
タカラバイオのパンフレット。
Q2.pColdを使ってみようと思ったきっかけは何ですか?
他の方法でタンパクの発現量が低く困っていた。同僚から勧められた。
Q3.実際に使ってみていかがでしたか?
他の発現系ではうまく発現しなかったものがよく発現した。低温条件で発現させるので、大腸菌の他のタンパク質の量が相対的に少なく、組換えタンパク質の発現に有利だと思った。
Q4.製品を使って苦労した点はありますか?
クローニングサイトやタグのバリエーションが今後増えてもよいように思います。組換えタンパク質が細胞外分泌されるベクターがあってもいいと思いました。
Q5.まだ使われたことがない方に対して、一言お願いします。
多様なマルチクローニングサイトと組換えタンパクの大量調製が必要な時は1度は試してみるとよい発現システムだと思います。

◆ O大学 K様
製品名(製品コード)
pCold ProS2 DNA (3371)
Q1.pColdをどのようにお知りになりましたか?
研究者の知り合いからの薦め。
Q2.pColdを使ってみようと思ったきっかけは何ですか?
細菌のタンパクの可溶化がうまくいかなかった。
Q3.実際に使ってみていかがでしたか?
発現させたタンパクが完全に可溶化されて、大量生成が可能になった。
Q4.製品を使って苦労した点はありますか?
タグの切断サイトを安価な酵素にしてほしい。
Q5.まだ使われたことがない方に対して、一言お願いします。
一度お試しになられればと思います。
◆ H研究会 I様
製品名(製品コード)
pCold ProS2 DNA(3371)
Q1.pColdをどのようにお知りになりましたか?
タカラバイオのウェブサイトで。
Q2.pColdを使ってみようと思ったきっかけは何ですか?
組換え蛋白質の可溶性が低く困っていた。
Q3.実際に使ってみていかがでしたか?
全てではないが、不溶性だったものが可溶性となり助かった。T7発現系なども使っているが、中途半端な待ち時間が生じ、並行して別の作業やデスクワークをやろうとしてもなかなか集中できない。その点、コールドショック発現系は発現誘導後はゆっくり別の作業ができる。
Q4.製品を使って苦労した点はありますか?
マルチクローニングサイトに使える制限酵素で平滑末端を生成するものが少ないし、あっても普通のラボがあまり常備しているような一般的な酵素ではない。
Q5.まだ使われたことがない方に対して、一言お願いします。
可溶性に困っている方は、まず試してみられたらと思います。
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