Cellartis® DEF-CS™ 500 Culture System

簡便に高未分化維持!iPS細胞のゲノム編集にも最適な培養システム
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
Y30010

CEL

Takara Bio Europe S.A.S.社
Cellartis® DEF-CS™ 500 Culture System
ライセンス カスタム製造について
1 Kit ¥69,000
説明書・データシート・ベクター情報 参考資料
Y30010
Y50101

CEL

Takara Bio Europe S.A.S.社
Cellartis® DEF-CS™ 500 Culture System
ライセンス
3 Kit ¥200,000
説明書・データシート・ベクター情報 参考資料
Y50101
Y30012

CEL

Takara Bio Europe S.A.S.社
プレートコーティング剤:Cellartis® DEF-CS™ 500 COAT-1
1本 ¥22,000
Y30010のコンポーネント 説明書・データシート・ベクター情報
Y30012
Y30016

CEL

Takara Bio Europe S.A.S.社
培地添加剤:Cellartis® DEF-CS™ 500 Additives
1 Set ¥19,000
Y30010のコンポーネント 説明書・データシート・ベクター情報
Y30016
Y30020

CEL

Takara Bio Europe S.A.S.社
Cellartis® DEF-CS™ 100 Culture System
ライセンス
1 Kit 無料サンプル品
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説明書・データシート・ベクター情報 参考資料
Y30020
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製品説明

Cellartis DEF-CS 500 Culture Systemは、ヒト由来多能性幹細胞(ヒトESおよびヒトiPS)用の培地である。フィーダーフリーで培養でき、かつ長期間未分化状態を維持して高い細胞増殖効率を示す高品質な培地である。
単一細胞分散状態で継代できる(図1「馴化後の培養細胞の形態」参照)ため扱いやすく、ハイスループットスクリーニングに最適である。
また、未分化状態の維持に優れており(図2「未分化マーカーの発現確認」参照)、培養後の未分化細胞のセレクションが不要である。
本製品を使用してオンフィーダー培養からフィーダーフリー培養へ、未分化状態を維持したまま簡単に移行できること(Application 「iPS細胞のフィーダーフリー培養への移行例」参照)や、高効率なシングルセルクローニングが可能であること(Technical Notes「iPS細胞のシングルセルクローニング」)も確認している。

本製品で培養したヒト由来多能性幹細胞の形質は、フィーダー細胞上で培養した場合と類似するというフローサイトメトリー解析結果が得られている(図3「培養5週間後の細胞の形質」参照)。 高いSSC値は、未分化マーカー発現率と単一細胞で継代した時のコロニー形成効率に相関することを示した報告もある(参考文献)。

【参考文献】
Side scatter intensity is highly heterogeneous in undifferentiated pluripotent stem cells and predicts clonogenic self-renewal.
Ramirez JM, Bai Q, Péquignot M, Becker F, Kassambara A, Bouin A, Kalatzis V, Dijon-Grinand M, De Vos J. Stem Cells Dev. 2013 Jun 15; 22(12):1851-1860.

内容

横にスクロールできます
Cellartis DEF-CS 500 Culture System
Cellartis DEF-CS 500 Basal Medium500 ml 
Cellartis DEF-CS 500 COAT-14 mlプレートコーティング剤 (製品コード Y30012)
Cellartis DEF-CS 500 Additives1 Set培地添加剤 (製品コード Y30016)
・DEF-CS GF-1750 μl×2
・DEF-CS GF-2500 μl
・DEF-CS GF-3200 μl
横にスクロールできます
Cellartis DEF-CS 100 Culture System
Cellartis DEF-CS 500 BasalMedium100 ml 
Cellartis DEF-CS 500 COAT-1800 μlプレートコーティング剤(6ウェルプレート 約16ウェル分)
DEF-CS GF-1300 μl
 
培地添加剤
DEF-CS GF-2100 μl
DEF-CS GF-340 μl

保存

Cellartis DEF-CS 500 Basal Medium、Cellartis DEF-CS 500 COAT-1:4℃
Cellartis DEF-CS 500 Additives:-20℃

キット以外に必要な培地・試薬

  • ダルベッコPBS Ca&Mg含有(D-PBS +/+)(製品コード C-40230等)
  • ダルベッコPBS Ca&Mg不含(D-PBS -/-)(製品コード C-40232等)
  • 細胞剥離液 :TrypLE(Thermo Fisher Scientific社 Cat. No.12563-029)

ヒトiPS細胞株

動画(操作手順)

アプリケーションデータ

(1) On feeder(2) DEF-CS培地(3) A社培地(4) B社培地
図1. 馴化後の培養細胞の形態
以下の各培地でヒトiPS株(253G1)を培養した場合の結果(馴化後に継代し5日目)を写真で示す。培養条件・コーティング剤は、各培地の推奨プロトコールに従った。
○検討培地  (1) On feeder(MMC処理STO細胞使用) (2) DEF-CS培地 (3) A社培地 (4) B社培地
(弊社比較データ)


 On feederDEF-CS培地A社培地B社培地
TRA1-60の発現
 DEF-CS培地での培養細胞は高い陽性確率と発現強度を示した。
SSEA4の発現
 DEF-CS培地での培養細胞は高い陽性確率と発現強度を示した。
図2. 未分化マーカーの発現確認
各培地でヒトiPS株(253G1)を5週間培養後、細胞を回収し未分化マーカーTRA1-60、SSEA4の発現をフローサイトメトリー解析した。培養条件・コーティング剤は、各培地の推奨プロトコールに従った。
(弊社比較データ)




図3. 培養5週間後の細胞の形質
各培地(1)~(4)でヒトiPS株(253G1)を5週間培養後、細胞を回収しフローサイトメトリー解析(FSC対SSC)した。培養条件・コーティング剤は、各培地の推奨プロトコールに従った。DEF-CS培地での培養細胞はOn Feederに類似した形質を示した。
(弊社比較データ)

図4.DEF-CS 500でhES細胞を25継代培養した核型解析の結果図5.DEF-CS 500でhES細胞を培養したときの細胞増殖
正常を維持していることを示した。2~2.5×106 cellsから18~20日間(4継代)で2×109まで増殖可能であった。

図6. hES細胞のDEF-CS 500による26継代培養後の多能性解析
上段【テラトーマ解析】 a:分泌上皮細胞層と結合組織 b:軟骨細胞と結合組織 c:成熟/未成熟神経組織
下段【胚様体形成を介した分化形成】 d:内胚様形成(マーカー:FOXA) e:中胚葉形成(マーカー:ASMA) f:外胚葉形成(マーカー:beta-lll-tubulin)

関連資料

Cellartis 幹細胞研究用製品ガイド
Cellartis 幹細胞研究用製品ガイド
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タカラバイオで展開している幹細胞研究のための試薬・受託サービス選択ガイドの他、関連情報をまとめています。


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