Guide-it™ Recombinant Cas9 (3 µg/µl)

オフターゲットを抑制し、in vivoでの効率的なゲノム編集が可能
  • エレクトロポレーションによる導入に最適な低グリセロールCas9タンパク質溶液
  • ベクターベースの導入システムに比べてオフターゲット効果を抑制
  • NLS(核移行シグナル)で迅速かつ効率よく変異導入可能
  • Guide-it Complete sgRNA Screening Systemと組みあわせて使用することで高効率のゲノム編集が可能
  • 継続使用しやすいリーズナブルな価格

  
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別)
キャンペーン価格
特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
632641

CLN

Clontech
Guide-it™ Recombinant Cas9 (3 μg/μl)
導入システム編 ライセンス
100 μg ¥31,000
¥26,350
2024/11/25~
2025/03/31

説明書・データシート・ベクター情報
Z2641N
632640

CLN

Clontech
Guide-it™ Recombinant Cas9 (3 μg/μl)
導入システム編 ライセンス
100 μg×3 ¥81,000
¥68,850
2024/11/25~
2025/03/31

説明書・データシート・ベクター情報
Z2640N
※色文字での表示は、キャンペーン価格およびそのキャンペーン期間です。
 

Guide-it Recombinant Cas9 (Electroporation Ready)(製品コード 632641/632640)は、製品名をGuide-it Recombinant Cas9 (3 μg/μl) に変更いたしました。製品内容に変更はございません。
(2021年5月)

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製品説明

Guide-it Recombinant Cas9 (3 μg/μl) は、野生型Streptococcus pyogenes由来のCRISPR/Cas9ゲノム編集用の組換えCas9タンパク質溶液である。
溶媒中のグリセロール濃度が他社Cas9より低いので、特にエレクトロポレーションによる導入に最適である。Cas9遺伝子を使用するベクターベースの導入法に比べ、遺伝子の残存によるCas9の継続的な発現がないため、オフターゲット効果を抑制できる。
タンパク質への転写・翻訳・発現の過程がなく、C末にNLS(核移行シグナル)が付加されているため、迅速かつ効率よく変異導入が行える。
細胞などへの導入にはCas9とsgRNAの複合体(RNP)を形成する必要があるが、sgRNAの調製にはGuide-it sgRNA In Vitro Transcription Kit(製品コード 632635)もしくはGuide-it Complete sgRNA Screening System(製品コード 632636)の使用を推奨する。
本製品はトランスフェクション試薬による導入も可能であり、Mirus Bio社TransIT-X2 Dynamic Delivery Systemを推奨している(実施例はこちら)。

GMPグレードの組換え型Cas9タンパク質Recombinant Cas9 Protein GMP grade(製品コード T230)はこちら

濃度

3 μg/μl

保存

-70℃
(注)凍結融解は繰り返さない。最初に融解した後、使用する量を分注して保存するのが望ましい。

本製品以外に必要なもの(主なもの)

・エレクトロポレーション用装置:
Neon Transfection System(Thermo Fisher Scientific社)または 4-D Nucleofector System(Lonza社)
※各装置での導入条件については、取扱説明書(英語)をご覧ください

・精製sgRNA
 Guide-it sgRNA In Vitro Transcription Kit(製品コード 632635):sgRNAの調製および精製に使用
 Guide-it Complete sgRNA Screening System(製品コード 632636):調製したsgRNAの有効性の確認に使用

実験例

AAVS1およびCXCR4遺伝子の相同組換え(HDR)効率
AAVS1およびCXCR4遺伝子の相同組換え(HDR)効率
Hind III切断サイトを含んだRepair OligoをAAVS1 geneに、また、Hind IIIおよびBamH I切断サイトを含んだRepair OligoをCXCR4 geneにノックインするため、本製品を使用し、エレクトロポレーションでCD34造血幹細胞への導入実験を行った。
細胞内の各ターゲット遺伝子をPCRで増幅し、各制限酵素で切断して、挿入効率を確認した。
CXCR4には編集前の野生型の遺伝子にBamH Iサイトが1か所ある。)

hiPS細胞における遺伝子のノックアウトおよび他社Cas9との比較
hiPS細胞における遺伝子のノックアウトおよび他社Cas9との比較
Guide-it Recombinant Cas9 (3 μg/μl)とGuide-it sgRNA In Vitro Transcription Kitを用いて作製したsgRNAをエレクトロポレーションで導入して、各ターゲット遺伝子のゲノム編集実験を行った。
変異導入効率の確認にはGuide-it Mutation Detection Kit(製品コード 631448)を使用し、各%は切断効率を示している。
注意事項
  • 本ページの製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
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